独りごちる。
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2007/03/31(土) ★即席★着付け教室
今日は、会社の子とその友達相手に、即席着付け教室を開いてきたのである。

某N沼S 着付教室では、超劣等性だったアタシが教室かい!!と、自分で笑ってしまうが、あのとき一緒に授業を受けた生徒の中で、間違いなくアタシが一番着物を着てる回数は多いはずだ。という自負はある。

とはいえ、『みはま姿』なくしては、帯を結べなかった情けないアタシである。
人に教えるとなったら、みはま姿など使ってもいられない。ということで、数日前から普通の帯枕を使った帯結びを、密かに特訓していたのである。

特訓の成果あり、なんとか、無事、二人に教えることができた。
そして二人とも、難はあれど初めてにしては上等と言っていいくらいに、着物を着ることができた。

何よりも、『ものすごく楽しかった!!』と、着物に興味を持ってもらえたのが嬉しい。このように着物人口を増やすことができたのであれば、これはもう大成功と言っていいのではないか、と思うのである。

みんな、下手でもいいから、着物着ようぜ。

写真は、アタクシの生徒の出来上がり図と、本日のアタシのコーディネート、それに行きがけにまたしてもT商会で2000円でGET した淡いピンクの着物である。

2007/03/27(火) 植木センセーーーッッ!!!
植木 等が逝ってしまわれた。。。
何年か前、紅白に登場し、スーダラ節を歌ったときは大興奮したものである。
なぜかあのとき、プチ植木ブームがきて、アタシはCDも買ったし、テレビで無責任シリーズも見まくった。

無責任シリーズを見たのは初めてだったが、こんな面白い映画があったのか!!と、すっかりはまってしまったのを覚えている。
なんかわからんが、元気になってしまうのである。
クヨクヨするのアホくさーい。悩むのやーめた!!って感じに。

無責任シリーズの平 等とは違い、植木氏本人は超真面目な人だったそうな。

最近疲れてるから、こんなときこそもう一度見て、元気になりたいものである。

植木先生、安らかに。天国までスイスイ逝ってね。

2007/03/26(月) ナイスタイトル賞
毎日毎日、アホみたいに入ってくるエロメール。
ほとんど意識することなく、スパムフォルダに移動されていくのだが、フォルダを整理するときに、まれに『む。これは。』と思うような、なかなか気の利いたタイトルをつけているやつがある。

ただ無駄に処理してても勿体ないので、このエロメールの中から、優秀作を選んで勝手に賞をあげようと思う。

まず、『正直で賞』。
タイトル:地元のオバサンを抱きたいですか。レベルは低いけど確実に抱けますよ。

・・・うーん。正直だ。
かわいいお姉ちゃんがいるとか、そういううそくさいアピールは一切なし。ただ、『とにかく辛抱たまらん!!女なら誰でもいい!!』という、困ってる貴方、贅沢を言わなきゃ手配は確実ですぜ。という感じがよく出ていてなかなか面白い。

次。『たそがれで賞』
タイトル:熟年向けの出会いコミュニティ『一期一会』

・・・渋い。渋すぎ。
なんかチリチリパーマのオバハンと、うすらハゲのオッサンが畳敷きのホテルでお茶すすってそうな感じがなかなか。

で、次。『コミカルで賞』
タイトル:エロエロ学園校長

・・・なんだろう。思わず軽い気持ちで見てみたくなるのが不思議だ。ここまでくると、逆にエロさゼロというところも楽しい。

更に、『祭りで賞』
タイトル:ロリギャル・ママギャル・オバギャル【ギャル祭】

・・・どんな祭りなのか。どうでもいいけどオバギャルって。
しかも、何がすごいってこの差出人名が『幸田くみ』となってるのがすごい。名前が偽ブランド化してるところがなかなか。

よく見るとなかなか風流なのもあった。
『五・七・五 で賞』
タイトル:ご近所で好み選んで直メ直ハメ

・・・詠み人知らず。

次もすごい。
タイトル:【雇います】真面目な人、募集。

・・・中身を見ると、
   【募集事項】
  ・セフレで完全割り切り交際可能な方
  ・無理なくセックスを楽しめる方
  ・絶対秘密厳守を守れる方
とある。とにかく、真面目な人を募集しているらしいことは確からしい。

次の『中途半端で賞』は、2タイトルが受賞。
タイトル: ルパン三より
タイトル:今夜は電話してくださ

・・・タイトルの中途半端ぶりに、中身が気になって思わず見てしまうという、難易度高の作品。ある意味技能賞。

次。『気になるで賞』。
タイトル:光るおちんちん

・・・思わずブハハと笑わずにはいられないのだが、『一体何だ??』と気にならずにはいられない。これも難易度高。

続いて『ポエムで賞』
タイトル:駐車場の物陰に

・・・うーん。。。色々想像せずにはいられません。
どこか詩的だったりもする。ロマンチックなタイトルです。

次、『親切で賞』
タイトル:性のバケモノおばさんに食べられたい方!!淡白な方はご遠慮ください!!

・・・あらかじめ注意を呼びかけてくれるところが、実に親切。しかし、性のバケモノおばさんて。。

次。『ヒルズで賞』
タイトル:勝ち組セックス!!

・・・ここでも勝ち組、負け組の世界が。

まだまだある。『大自然で賞』これは2タイトル。
タイトル: 雷
タイトル:こうろぎ

・・・ここまでくるともう意味すらわからんが、とにかく目だっておこうということか。
しかも、『こおろぎ』じゃなくて『こうろぎ』である。

次は、なんだかわからんが反省している
『真摯で賞』
タイトル:わたしは一体何を期待していたんでしょうか。

・・・よくわからんがとにかく反省。

で、次。
『日本で賞』
タイトル:和服奥様の放尿。

・・・なんだろうか。一瞬、間違って和みそうになってしまうこの感じ。『和』っていいわよねぇ〜。などと、お茶を飲みたくなる感じ。

で、色々勝手に賞を与えてみたのだが、最優秀作品賞は、なんといってもこれ。
  ↓
タイトル: 私、納豆ダイエットで成功してしまいました。

・・・『なんだ??あるあるか??』と思い、ついつい中を見てみると、その中身はこれ
  ↓
納豆ダイエットで成功したって、今誰にも言えません!本当なんですけど。
つらい気持ちです。わかってくれる方には体を交えてもよいと思ってます。

納豆ダイエット成功したことをわかって貰えないからって、わかってくれる人なら誰でもいいのか!!
と、このアホアホしさが何とも言えず良い。
よく考えたよねー。

こういうアホくさいエロメールも、必死でタイトルやら内容やらを考えて作ってる人がいるんだよねえ。
と思うと、なんだか涙ぐましくなってしまうのである。
さて、処分するか。

2007/03/24(土) 双頭の鷲
高いお金出して、美輪先生のお芝居を見に行ったんだが、3幕のうちの真ん中をほとんど寝てしまった。。
よって、いまいち良くわからず。

まあ、過去にも姉に連れられて行った井上陽水のコンサートでも、覚えてるのは最初の2曲ぐらいで、あとは爆睡してしまったし、歌舞伎に行ったときもそうだし、どうも、上質な芸術とは肌が合わないらしい。

むしろ映画とか大衆向けの芝居とかの方が、自分には向いているのではなかろうか。
今日の芝居が悪いというのではなく、これはお好みの問題なのである。

お芝居を見たという経験は非情に少ないが、その中でもアタシが一番感動したのは、当時芝居をやっていた同級生の卒業公演を見たときである。

上手さとかではなく、なんかわからんけど一生懸命感みたいなものにひたすら感動したのだった。
だから、どっちかっていうと小さな小屋で素人みたいな人たちがやってる芝居をたくさん見たいと思う。多分その方が共感できるのだ。

で、渋谷は久しぶりに行ったんだけど、相変わらず人が多いなー。アタシの地元じゃ七夕でもない限り、こんなに人間がウジャウジャ集まることはまず無いが、よくもまあ毎日こんなに集まるもんだよ。というぐらい、人でいっぱいなのである。

昔は、嬉々として行っていたもので、しかも、二年間学校にも通っていたわけだが、今では余程の用事でもない限り、行きたくない。そんなわけで、逃げるように渋谷を出て、八重洲地下街でからあげ定食を食べて帰ってきたのだった。

写真は、本日のコーディネート。
T商会で見つけた中で、最高の掘り出しモノだった着物である。
あ、そうそう。今日、現地に着いたら久々にお太鼓崩壊の憂き目にあった。『花魁か!』みたいに、帯がベローンと垂れ下がってしまっていたので、慌てて直そうとしたが、いつも持ち歩いてるくせに今日に限って腰紐がない。
仲間に手伝ってもらって、なんとか事なきを得たが、やはり帯紐とクリップは常に持ち歩かないと危険であることをしみじみ知った。

そしてもうひとつ。
前回の東京タワーに続き、今日は、線路内に人が立ち入ったとかで、電車が遅れた。
どういう理由か知らないが、やたら線路に入らないこと!!

無事保護したと放送が入ったが、保護した後、是非とも拷問にかけてくれ。と心から願った。

2007/03/22(木) 新大久保
で、新大久保に向かった。
ここでの目的は、何といっても韓国料理を堪能すること。

実は、今まで新大久保にコリアンタウンなるものがあることすら知らなかったのである。

まずは、アド街でも紹介されていたという、新宿飯店のジャージャー麺と餃子。あまりの美味さにペロリと軽く平らげる。
ここで餃子を頼んだのは、他のメニューが全く読めない上にどんなものかすらわからなかったからである。
日本人客はアタシ達しかおらず、なんだか異国へ来たような気になってしまった。

ヨン様グッズなど見つつ、ブラブラ歩いていると、ドンキの前に出た。ここで、ホットク&トッポッキをパクつく。
ホットクは蜂蜜が美味いと事前情報を得ていたので、それに素直に従ってみた。なるほど、うまい。
これは、薄く焼いたホットケーキの間に蜂蜜を挟んだようなものなのだが、辛い辛いトッポッキと交互に食うと丁度良い。
トッポッキも辛くて長い白玉みたいな感じで、これまた美味かった。

そのままブラブラ歩き、ネットで見つけて絶対食うぞと思っていた、チーズチヂミの店へ。
かなりお腹いっぱいだったのだが、チーズチヂミ1品だけだと飲み物が高くなるというので、キムチチャーハンも一緒に頼む。

このチーズチヂミ、バカうま。
感想は『チーズ。とにかくチーズ。』である。
ピザでもこれだけのチーズ味は醸し出せないのではないか。
チーズ好きなら、これを食わずに死ぬことはできまい。

キムチチャーハンも無茶苦茶美味かったのだが、とにかく小麦粉ばっかりアホみたいに食ったので、さすがにはちきれそうになってしまった。

チーズチヂミの味をもっともっと味わいたいのだが、口に入れても飲み込むことができない。
終いにはなみだ目で飲み込んだのである。

そうして、大阪に行ったとき以上に、まさしく食い倒れて一日を終えた。

新大久保、素敵すぎ。

2007/03/21(水) 東京タワー
おかんとボクと時々おとん・・・を見たわけではなく
今日は、ホンモノの東京タワーにお姉ちゃんと二人で行ってきた。中に入るのは実に21年ぶりぐらいである。

天気もよく、元気よく出かけたのだが、いきなり人身事故。
これで車内で1時間のロス。

おいおいおい、大丈夫かよ、オイ。
という出だしだったが、無事東京タワーに到着。いきなりクレープを食す。

東京タワー内部は、21年前に比べ、やはり今風に小奇麗になっていた。
トリックアートや、ホログラム、蝋人形館、ギネスワールドレコードなど、いずれも面白かったが、前々から入りたい入りたいと思っていて機会がなかったトリックアートが特に面白かった。

昔ながらの土産モノ屋も健在で、相変わらず、『誰が買うのか』と思うような、ペナントなど売っていたが、この土産物屋にも、それなりに時代の変化はあったのだ、ということを思い知らされることがあった。

というのも、昔はかならずどこの土産物屋にも、ミニチュア東京タワー&万年カレンダーのセットの置物が売られていたのである。
当然、今も健在だろうと思っていたが、なんと、地球儀の形でクルクル回して日を換える万年カレンダーは姿を消し、その代わりにデジタル時計がこれに取って変わっていたのである。
なるほどねぇ。こうやって時代は変わるのねえ。と、寂しいやら感心するやら。

展望台からの景色を堪能したり、姿を消した万年カレンダーを憂いたりしながら、帰りは階段で降りることに決めた。

が、数階分降りたところで、無謀であったと気付く。
膝がガクガクになったのである。

ようやく降り終わったが、ちょっと前傾姿勢を取るなど、膝に負担がかかる姿勢を取ると、その途端に膝カックンになってしまう。下り坂は特にキツク、なんだが膝と腰がカックンカックンになって、バラバラな歩き方しかできなくなるのである。

時の流れは自分の肉体にも否応無く押し寄せていたわけである。

で、この後、新大久保に向かったわけだが、それはまた明日書くとしよう。
今日はもう腹いっぱい胸いっぱいで、新大久保についてまで書くことはとても無理だ。

写真は、東京タワーの風景&ちょっと咲き始めた枝垂桜&確かこんな感じだったはず・・という万年カレンダーの置物。

2007/03/19(月) お墓マイレージ。
昨日は、お彼岸ということで、昼間おかんとお墓参りに行ってきた。
で、そのまま買い物に出かけたのだが、その途中、おかんのかつてのお得意さんに出会った。
おかんが、お墓参りに行ってきた、ということを告げると、『おねえちゃん、若いのにエライわねぇ。いいことあるよ!!あ、そうだ。いいもの見せてあげる。』といい、カバンからおもむろに写真を取り出し、手渡された。

見るなり、『ぅわぁっ!!』と言ってしまった。
それは、実に奇妙な心霊写真だったのである。

何故か、家の玄関の真ん中に卒塔婆が立てかけてある。
で、その前に白い煙みたいなものが、ブワーッとかかっているのである。更に、丸い球みたいなものが浮いている。
よくよく見ると、白煙の中に、二人ぐらい顔らしきものも見えるのである。
とんでもない写真だった。

だが、そのおばさんは、おばあさんの何回忌だかで、卒塔婆を家に持ってかえってきて、記念に写真を撮ったらこれが写った。
縁起が良いから、一年間ずっと持ち歩いているのだという。
縁起が、いいとは思えないのだが。

で、『これ!!この丸いのが、オーブっていうのよ!!』と、そのオーブについて色々説明し出してしまった。
かつてのお得意さんであるにも関わらず、妙な方向に話が行くと、おかんがあからさまに明後日の方向を向いて『もう帰りたい』という態度を取り出したので、仕方なく、縁もゆかりもないアタシが『ほほーっ』とか『なるほどぉー』とか、真剣に聞いてるふりをする羽目になった。

墓参りに行くと、それなりに気持ちもスッキリするものだが、お陰で、なんとも言えない妙な気持ちになってしまった。

夜は、お姉ちゃんとすきやき&しゃぶしゃぶを食べに行ったのだが、そこで、お姉ちゃんから、『せっせとお墓参りに行く人は、"お墓マイレージ"を溜めてるんだって、みうらじゅんが言ってたよ』と聞き、思わず爆笑してしまった。

なるほどねぇ。お墓マイレージか。
アタシは何のマイレージも溜まってないが、お墓マイレージはある程度溜まってるはずだ。
毎月行ってるおかんなんて、もう相当溜まってるんではなかろうか。

お墓マイレージを溜めると、どんないいことがあるのだろう。
極楽浄土に行けるんだろうか。

よーし、溜めちゃうぞ!お墓マイレージ!!

2007/03/11(日) やってしまった。
昨日は、着物仲間と裏の集まりがあり、中華街に行ってきた。
裏の集まりというのは、正式に仲間を募って出かけるのではなく、気心の知れた者同士で、時々集まり酒を飲むという、酒と着物の好きな仲間の集まりのことである。

元々は見ず知らずの他人で、着物好きであることから知り合った仲間なのだが、全く気を遣わないですむ、貴重な友達である。
そして、いずれも酒飲みだ。

中華街で、中華を食べながら、散々に飲み、続いて関内の鶏が美味いという居酒屋で二次会。その後カラオケで歌って、帰ってきた。

アタシもしたたか飲んでいたので、帰りの電車では爆睡した。
ふと目を覚ますと、茅ヶ崎だった。『おお、次か』と思いつつ、とりあえず薄〜く寝ておくか。と、目を閉じたのが運の尽き。
そろそろかと目を覚ますと、丁度駅に着いて、ドアが開いてるところだった。ふと見ると、電光掲示板に『大磯』と出ている。

『ん?何?大磯とな?』と、ボンヤリ思ううちに、プッシューッとドアが閉じ、『次は〜二宮〜二宮〜』とアナウンス。

ここで初めて、『あー、やっちゃった』感が沸々と沸きあがってきた。目が醒めたときは既に大磯で、既に電車は二宮に向かって勢いよく走り出している。平塚なんぞ、とっくに通過していたのである。

二宮で降りたが、上りの電車は既に無く、閑散としたホームがあるばかり。そこに、アホ面して着物姿で立ち尽くすオレ。

かつて湯河原まで行ってしまったことがあるが、あのときはまだ終電があったので大したことはなかった。
が。。

幸い、お姉ちゃんが迎えに来てくれることになって、助かったが、迎えを待つまでの間、どこかの店に入ろうにも、二宮の駅前には、な〜んにもない。こんなに寂れてていいのか!!という程、なーーーんにもないのである。仕方なく、バス停のベンチに座って、ただひたすら迎えを待ったのだった。

で、今日は死んだように寝て、14時過ぎにようやく起きた。
まー、散々ではあったが、なかなか楽しい一日だった。

写真は、昨日のコーディネート。この派手な着物姿で、アホみたいに呆然とホームに立ち尽くしたわけである。

2007/03/05(月) ビニマダム
いやはや、ものすごい風雨であった。
帰ろうと、会社の外に出掛かったのだが、500円の折りたたみ傘では一秒も持つまい。またしても、開くなり全部持ってかれちゃうに違いない、と、断念した。

で、仲間を誘ってタクシーで帰ることにした。
道端でタクシーを待つ間も、あわや、お猪口。という危険に何度も晒される。そんなとき、目の前を奇妙なものが涼しい顔して通り過ぎて行った。
思わず、皆無言で、その奇妙なものを凝視した。

ビニマダム、見参。

どんなマダムかっていうと、なんとかスーパーと書かれたレジ袋を、頭からすっぽり被っているのである。
で、その下には女の子らしく、ピンクのタオルでターバンを巻いている。それがスーパーの白い袋に透けているので、なんとなくうすピンクのかわいい帽子を小粋に被っているかのように見えるのである(いや、見えない)。

うーん。すごい。
マダムの心意気、半端じゃない。

『生きる』って、つまり、こういうこと。

2007/03/03(土) ひなまつり。
アッという間に弥生3月。
そして今日は、ひなまつりである。

一年に一度、アタシが両親に懺悔する日。

どう考えても行き遅れた、いや、結局行けなかった娘のために、望みを捨てずに毎年毎年諦めず飽きもせず、雛人形を出し続けるおかんとおとん。

今までは、そんな行為を嫌味に感じ、『折角出したんだから見ていけ』と言われても、『ち。なんだよ、押し付けちゃって。これ見よがしに嫌味ったらしいったらありゃしない』など思いながら、チラッと見て逃げ帰ってきたものだが、自分的にも完全に抜けてしまったというか、今年はむしろ『いや〜すいませんねぇ。ホント、申し訳ない』という気持ちで、じっくり拝んで写真まで撮ってきた。

そして思ったのだが、お姉ちゃんが生まれたときからだから43年モノってことになるのに、うちのお雛様は実に綺麗である。
それだけ、両親が大事にしてくれていたんだなぁと、今更ながら有難く思う。

本来は7段飾りの立派な雛人形なのだが、さすがにもう何年も前から内裏雛しか飾らなくなってしまった。
五人囃子や三人官女は無事だろうか。あの、爺さん武士とか。

いやいやホント、こんなに大切にしてもらって、有難いとしか言いようがない。しかも、諦めず毎年毎年出してくれて、ホント、不肖の娘で申し訳ない。

・・・・が。
どうしても、とーちゃん、かーちゃんに言いたいことがある。

去年だったか、テレビで、本来雛人形というのは、女の子一人にひとつなくてはならない。二人いるならふたつ必要だ。
ということを知り、『なっなに!?じゃあ、あれは姉ちゃんの雛人形で、アタシのは無いってことか?? だからアタシは嫁に行けなかったんじゃないのか??』と、慌てておかんを問いただしてみた。

すると、『そうよ。あんたのもちゃんとあるじゃない。』という。『ええっ!? それはどういうことか』と正すと、『ハイハイ人形みたいなのがあるでしょ。あれがアンタのお雛様よ』という。

それを聞いたアタシの感想→『げっ!!』である。

そういえば、子供の頃から、立派な七段飾りの一番下に、いつも、ガラスケースに入った不気味なハイハイ人形みたいなのが飾られていた。

それがものすごく違和感があり、しかも、他のお雛様に比べて圧倒的にデカイ赤ちゃんで、顔も梅図かずおの漫画に出てくるような不気味な顔なので、子供心に『これ、気持ち悪〜い。なんでいつもこんなところに飾るんだろう』と、思っていたものである。

まさか、あいつが、アタシのお雛様だったとは。。。
30何年も全く知らず、ひたすら『きもーい』と思っていたアタシは一体。。。

おかんとおとんが毎年欠かさず諦めずに出してくれる内裏雛は、あくまでもお姉ちゃんのお雛様であり、アタシのではない。

で、アタシの『ハイハイ人形』は、どうしているかっていうと、年中出しっ放しなのである。ダメじゃん。

とーちゃん、かーちゃんよ。。。何か、間違ってねえか?


で、写真は、『おねーちゃんの』お雛様。
烏帽子が微妙に曲がっているところがなかなか◎。


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