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2007/05/27(日)
デブキン
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さて、昨日はもう眠くてたまらなくなったので触れずに終わってしまったのだが、どうしても触れずにはいられないものが川越にあった。
実は、去年行ったときにも『うぉお!!』と思ったのだが、あまりの驚きにうっかり写真を撮るのを忘れてしまったのである。
今回も、その存在をすっかり忘れていたのだが、おかんがいきなり『あっら〜!ここなら安心だ!!間違いない!!』と言って、入って行った店がある。その、おかんに『安心』を与えた『モノ』を見て、『あーっ!!』と、思い出した。
去年見たときは、『こんなデブなマネキンが世の中にはあるのか!!』と、感動した。 マネキンといえば、スラーッとしてシュッとしているのが当然である。が、川越のその店のマネキンは、いかにも『おばはん』って感じの、ふっくら体型をしているのである。
おかんが『間違いなし』と自信を持って店に入って行ったのもうなずける。店のおばちゃんとおかんが話をしているときに、ここぞとばかりに写真を撮った。
このマネキン、いやデブキンだが、店のおばちゃんが言うには、今ではどこにも造るところがなく、実に珍しいものなのだそうだ。顔が汚れてきたので、修理に出そうとしたのだが、そのデブキンを修理できるところも見つからず、ようやく京都に一箇所修理できるところを見つけて、送ったのだとか。
修理を受けた会社の従業員も爆笑だったらしい。 そりゃそうだろう。こんな、いかにも『おばちゃん』なマネキンは、どこにも無いもの。
今、作ろうとすると100万はするとか。 しかし、後ろから見るといかにも日本人のおばちゃんのくせに、前から見ると美しい青い目なのが妙である。
この目で、何十年も川越の街を見つめてきたんだろうなあ。 なんだかホッとしてしまうデブキンさんであった。
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![](/user/gumbo/img/2007_5/27.jpg) |
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