独りごちる。
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2006/07/16(日) タイ古式マッサージ
今日は友達に誘われて、地元の温泉施設に行ってきた。
そして、そこでタイ古式マッサージというのをやってもらった。
女の人の足の上でブリッジさせられたり、いろんな有り得ない体制を取らされて、「もーーー無理無理無理。筋切れる!!筋切れるっちゅーに!!」などと心の中で何度か悲鳴をあげたが、おかげさまですっかりほぐれて気持ちよくなった。

そんなわけで、今日はよく眠れそう。

2006/07/15(土) 久里浜花火大会
今日は、同期の子と二人で久里浜のペリー祭の花火大会に行ってきた。去年江ノ島の花火大会に行ったときは、猛烈な人ごみの中立ったまま見たのだが、今日は、駐車場の空きスペースを見つけて、そこで座ってラムネを飲みながらのんびり見ることができた。風が気持ちよくて、なんかとっても楽しかったのだ。

今年仕立てた有松鳴海絞りの浴衣を着ていった。
この浴衣、届いたときは、うわぁ、これ、アタシが着たらただの相撲取りになっちゃうんじゃないか??と思い、失敗したな〜オイ。と、ガッカリしていたのだが、着てみると、案外良い。
と、いうより涼しいし見た目も涼しげだし、かなり良かった。

そして花火が終わったあと、横浜で二人で飲みながら、「最近の新人はぶったるんどるな」みたいな話で盛り上がった。
まるで赤ちょうちんで飲むオッサン二人組のようだったのである。

写真は、花火と本日のコーディネート。
左はうちに帰ってきてからためしに別の帯を締めて撮ってみたもの。しかし、花火を写真に撮るのって難しいなあ。
どうしても光る陰毛みたいになってしまうのだった。

2006/07/13(木) KING OF LIVE
今日は朝から最悪だった。
電車から降りようと、人ごみをかき分けていたら
オヤジの腹に肘が触れた。その途端、「ベチョ」という、有り得ない感覚が肘に走った。「!?」と思い、その肘を見ると、水でもかけられたかのように、肘から水が滴り落ちそうになっている。
オヤジの腹の汗、いや、オヤジ汁である。
思わず泣きっ面で「ウギーーーーーーーッッ」と叫びたくなった。すぐに拭きたいけど、ハンカチで拭いたらもうそのハンカチは使えない。でも早くしないとオヤジ汁が垂れてしまう。ギャァアアアとパニックになりながら、汗拭きシートを持ち歩いていることに気づいた。このときほど、「銀の除菌効果」というパッケージの文字が心強く思えたことはない。
そして基地外のように拭き拭きしまくったのである。
会社についてからも気持ち悪さが拭えず、アホみたいに拭き拭きしまくった。オヤジよ、いくらなんでも汗をかきすぎだろう。
服の上から他人をビショ濡れにしてしまう程の汗をかくのはやめろ。危うくオヤジ汁で腕を溶かされるところだったではないか。

そんなことはさておき。
仕事中、Yahoo のトップページを何気なく見ていたら、「甲斐智恵美、自殺だった」の文字が。「えー!!自殺??ていうか、いつ死んじゃったんだ??」などと思っていたら、さらに信じられない文字が飛び込んできた。
「忌野清志郎、咽頭がんで入院」。
「・・・・・・。。。。!!!!!!!」という感じである。
清志郎=がん ←結びつかない。
どーーーーー考えても結びつかない図式だ。
有り得ない。嘘っぱちだ。
が、現実である。

若かりし頃、清志郎はアタシの神であった。
思えば中学生の頃、心優しき不良のスーさんが、RC SUCCESSION の存在を教えてくれたのが始まりである。昼の弁当の時間に、放送委員が「雨あがりの夜空に」をかけたのだ。
当時、フォーク一辺倒だったアタシは、「一体この歌は何なのか」と強い衝撃を受けた。するとスーさんがいろいろ教えてくれたのである。

あまりの衝撃に興味を持ったアタシは、スーさんに教えられるまま、その日神奈川テレビに出ていたRC SUCCESSION とやらを見た。
静岡でのライブを、素行が悪いだか何だかでキャンセルされた清志郎が、「静岡なんてよー、みかんの皮も固いし、お茶もまずいっていうぜ」と、電波を通してライヴで言っていた。なんかわからんが、それまでフォークソングで平和に楽しんでいたアタシはいきなり金槌で殴られたような衝撃を受けてしまった。それが始まりだったのである。

その後、高校に入り、たまたま同じ高校の子が、ライヴにいけなくなったからと、チケットを譲ってくれた。それが始めてのライヴであった。確か、武道館だったと思う。
ライヴというもの自体、生まれて初めてだったアタシは、完全に打ちのめされてしまった。あのとき、本当に地面がグラインドしたのである。
清志郎が、KING OF LIVE と言われる所以はここにある。
当時のRC のライヴは、本当に物凄かったのだ。

そこからは、追っかけとまではいかないが、半追っかけみたいなもんで、あるときは仙台まで行ってライヴを見たりした。
自分の日常と彼らの作る歌を重ね合わせ、共に泣き、共に怒ったりしていた。

が、清志郎が結婚し、子供もできると、あんなに激しかったライヴが、何気にファミリーチックになってきて、オイオイ、ロックンローラーがそんなことでいいんかい!などと思っているうちに、RC は解散してしまった。その頃はアタシも、ボ・ガンボスに夢中だったので、ま、しゃーないか。などと思っていた。

ソロになってからの清志郎には、正直興味がなかった。
何やら毒がなくなってしまい、面白くないし、ドラマなんて出ちゃって、格好悪いと思っていた。
先日も、二時間ドラマの予告で、市原悦子の隣に映ってるのを見て、「そこまでやる!!」と、もう見たくないと思っていたばかりである。

が、とはいえ、何だかんだ言ってもこの魂の半分は、忌野清志郎で作られたと言っても過言ではないのだ。
多分、あのままフォークソング系で走っていたら、違う人生を歩んでいたに違いない。このどうしようもなく揺ぎ無い反骨精神は、間違いなく彼の影響によるところが大きいのである。

それが、その神が、がんって。しかも咽頭がんて。
ボ・ガンボスのどんとも星になってしまい、そして当時よく一緒にライヴに行っていた育ちゃんも、星になってしまった。
ただでさえ、いわゆる青春が終わっていく様をまざまざと見せ付けられているところに、わが青春の神が、ガン。
神様よ、あんまりじゃねーかよ。

だが、その一方で、そうして当時キラキラと輝いていたものが
色褪せ、消えていくのを冷静に見守っている自分がいることに気づく。なんでこんなになっちゃったのか。こんな女に誰がした?
と、まあそれはいいが。

とにかく、清志郎には頑張ってもらいたい。
常にファンや周りの期待や予想を裏切ってきた彼である。
もう歌えないのでは?などという予想を裏切って、もう一度KING OF LIVE に返り咲いてくれることを期待している。

僕等 夢を見たのさ  とってもよく似た夢を

2006/07/12(水) 寝れぬ・・・
明らかにこれは不眠ってやつである。
昨日はなんとなく寝たような気がしなくもないのだが
その前三日間はほとんど寝られなかった。
昼間は怒涛のごとく眠気に襲われるのだが、夜になると、お目々がパッチリ冴えちゃうのである。
寝ちゃならんときにどうしようもなく眠くなり、寝なくちゃならんときにどうしようもなく目が冴える。これ、一体どうしたらいいんだろう?
気を失うようにパタンと眠ってみたいもんだ。
さて、寝るか。と布団に入るなり、あーでもないこーでもないとあれこれ考えてしまう。ハッ!!いかん、いかん。寝なくてはいかん。と思うと、さて、どーしたら眠れるものかとまたまたあれこれ考える。仰向けか?いやいや、横向きじゃないか?まてよ、なんか腰が痛いぞ。そーいや腕も痛いな。んーそれにしても暑い。おお、そうだ、この布団はやめてタオルケットをかけておくか。いやいや、これだとまた足が冷えて寝ながらにしてこむら返ってしまうかもしれないな。
など、延々とあれこれ考える地獄に陥ってしまうのだ。
たまにまぐれで眠りかけることもあるのだが、そういうときに限って、風で雨戸がガタタンなどと音を立てたりする。
その途端、「ハッ!!」と目ざめてしまうのである。

そもそもが、寝つきが悪い。
加えて最近のこの蒸し暑さ。さらにケチってエアコンを使わない。そしておそらくHDD ぶっ壊れの衝撃。これらが混ざり合っての不眠症なのかもしれない。

以前ドリエルを買って早速試してみたが、まったく効果がなかった。次にレスティ錠とかいうやつも試したが、それもだめ。
今日は、新たにラフェルサなるものを買ってきたが、未だ眠くならず。大奮発してエアコンもつけてみたのだが、それでもダメ。

一体どうしたら眠くなるんだろうか。
むしろ誰か後ろから一発思いっきりぶん殴ってみちゃくれまいか。気絶するまで。とすら願う。

どんな夢見たか忘れるぐらい、深く眠ってみたいものだ。
昼間好きなだけ寝られたら、こんな苦労はしないのに。

2006/07/11(火) なんか違うんじゃねーかと。
棒ナスの明細が配られた。
景気上向き説がある中、なぜか我社の棒ナスは下がる一方である。まあ、頂戴できるだけでも有難いので、そこは大人しく戴いておこう。

で、特に何も言わずに渡されたので、なんかいつもみたいに面接とかしなくていいのかと聞いてみたところ、「あ、やる?んじゃ、やりますか。」ということで、始めたはいいが、何で下がったかという会社事情だけで話が終わってしまった。

味気ないので、なんかアタシに言いたいことはないんかい。ここを頑張れとか、目標をどうこうしろとか、そういうのは。と、こちらから問いただしてみたところ、「んーーー、じゃあ、イメージを変えてみようか」という。

どう変えろっていうのかと聞くと、怖いイメージを無くせとのこと。ちょい待ってくれ、こちとら好きで怖いイメージを作り出してるわけでも何でもなく、みんなが勝手に怖がってるだけだろうと言うと、そりゃそうだけどそれを無理に変えてみてはどうかと。

そりゃ、無理だ。
己から醸し出されるオーラを、一体どうコントロールせよというのか。そもそも何もしてないのにビビる方が悪い。
で、あーでもないこーでもないと話しているうちに、結局のところ、みんな仲良く輪になってお仕事したいということらしかった。それで、離職率を減らしたいということのようだ。

オイオイオイオイ、ちょー待てや。
ここは幼稚園か?仲良し倶楽部か?
どんだけ親切にしてあげたところで、辞める奴は辞める。そりゃもう痛い程に味わったんじゃなかったのか?
優しく優しく接すれば、人はついてくると思っているのだろうか。だとしたら、甘い。あまりに甘い。

所詮、皆自分が可愛いのだ。どんだけ大切にされてるとしても、ほかにやりたいことが見つかればさっさと辞めるし、あとがどうなろうと知ったこっちゃないというのがホントのとこだろう。

給料倍出しまっせーというなら繋ぎ止めることもできるかもしれないが、優しく親切にみんなで楽しく なんてもので繋ぎとめておけるわけ、ねーだろ!!と思う。

アタシは優しく親切にみんなで楽しくなんていうのはゴメンだ。
そんなもんは幼稚園の時に死ぬ程やっとけ。って感じだ。
むしろ、オレの生き様、見とけやーーー!!!と一人で走り、ついてくる人間とだけ仕事したい、と思う。そのほかは、いらん。

こんなぬるま湯だから、アホばっか残っちゃうんだな。と、しみじみ思った日だった。

写真は、本日の月。実際はもっと綺麗でミステリアスだったんだが。。

2006/07/10(月) 恐怖のbefore - after
過去なんて綺麗さっぱり忘れてやる。
みたいなことを言いながら、昨日の日記のなんと未練たらたらなことか。
が、昨日は諦め半分、未練半分といったところだったが、今日になると7:3 ぐらいの割合にはなっている。
3日もすれば「無きゃ無いでへーき」ってことになってるだろう。
このあたり、B型として生まれてきて良かった♪という部分である。そして、だからこそアタシは今でもこうして図太く生きてこられたのだ。

さて、昨日で七夕も終わり、地元に普段の生活が戻ってきた。
と、思ったら、朝の通勤電車に、朝帰りと思しき白地にピンクの朝顔模様の浴衣を着たガングロ姉ちゃんが乗り込んできた。
通勤ラッシュ時の派手な浴衣は例えようもない程マヌケである。
しかも、風呂に入ってないためか、顔の化粧がデロデロに溶け、不細工なことこの上ない。みんなの視線を一身に受けて、ガングロは携帯でベラベラしゃべりながら電車に乗り込み、そのまま車内の床にペタンと座りこんだ。

だが、さすがに皆からの冷たい視線に耐えかねたらしく、立ち上がり背を向けた。見ると、お尻のところが茶色く薄汚れている。
浴衣を着ても、どこでもペタンと座る癖が抜けないのだろう。
全体的に薄汚れ、お尻は特に汚いシミになっており、ガングロで化粧はデロデロ。見るからに臭そうなゴミ女であった。
せっかくの浴衣も台無しである。おまえは今後100年、浴衣を着るな。と、心の中で言ってみた。

ぜんぜん関係ないが、アンテナ22という番組で、美容整形についてやっていた。変貌ぶりが面白いので、こういう企画はついつい見てしまう。たまに、「おお〜!!」っていうのもあるが、今日の整形人たちについては、一様に「うわっ!!気持ちわるっ!!」という感想しかもてなかった。実際、吐きそうになったぐらいである。

なんだろう、あのマイケルチックな感じ。
整形っていうと、どうしてもみんなああいうある種の同じ顔系になってしまうんだろうか。整形族と呼びたくなるような、マイケルチックな感じ・・・。言い換えるなら、「引っ張り系」とでも言おうか。あまりに不自然で気持ち悪いことこの上ない。世の中がみんな引っ張り系になってしまったら、怖くて外を歩けなくなりそうだ。

だが、よくよく考えてみれば、私も歯列矯正をしたのだ。
整形とは言わないが、ゆっくり時間をかけて整形したようなもんである。おかんにどうしてもやってくれと言われて仕方なくやったのだが、今となってはやってよかったと思う。
歯並びを直すと、確かに顔型も変わるようだ。何よりサンドイッチを食べたときに、クッキリ綺麗な歯型がつくのが嬉しい。

まあ、そんなことはいいとして。
もし、余る程金があり、ほかに使い道も無くなったら、私も整形なんて考えちゃったりするんだろうか。
どうせやるなら韓国でやりたいものだ。なんとなく、韓国の方が自然な仕上がりになりそうな予感がするし。

引っ張り系にされるぐらいなら、アタシは今のままで全然okだ。
この面をぶら下げて、どこまでも図々しく生きるよ、アタシは。

2006/07/09(日) 想い出よ、さらば
先日から、怪しい、怪しいとは思っていたのだ。
HDD から、時々怪しい音がする。
それが、一昨日、突然、ギーガチャン、ギーガチャンと、実にヤバイ音で騒ぎ始めた。
あ、ヤバイ。と思ったときには既に遅く、そのままハングアップした。で、「DISK BOOT FAILURE」。

・・・・ですよね。
って感じである。悲しき哉、こちとらサポート稼業のはしくれ、この場合の対処法は言われなくてもわかっている。
「HDD ぶっ壊れ。データは諦めましょう。」である。

常々、お客さんに「データはこまめにバックアップを!!」などとアドバイスしているが、そう言ってる自分は案外無頓着で、バックアップなんぞ取っちゃいない。

ギーガチャンの音と共に、ここ7、8年ばかりに溜めに溜めてきたすべてがフワフワフワフワフワワワワ〜ンと、消え去った。
いやいや、前のPC から引き継いだものがあるから、10年分ばかりか。

よく、「ンニャロー!!ヤワなもん作りやがって!!データ弁償せい!!」とか、「いくらかかってもいいから、なんとかデータを取り出せないか」などと、しつこくしつこく言ってくる人がいるのだが、むしろそんな元気があるのはまだマシな方で、人間、本当にショックを受けると、「アハ・・・・アハハハハ〜」と、笑うしかないのである。しかも自作マシンだからどこにも怒りのぶつけ様がない。怒りをぶつける先がある人は羨ましい限りだ。
どうせ諦めるしかないとはいえ、その前に多少は気持ちも晴れるというものだ。が、アタシの場合は。。。

ショックを受けててもしょうがないので、とりあえず新しいHDD を買ってきて、交換した。が、このマシンを作ったのはもう何年も前で、最近のBig Drive をうまく認識できないらしい。
いや、認識はするのだが、何度やってもフォーマットに失敗し、OS が入ってくれないのである。しまいにはハードディスクが壊れてるか電源が入ってないとか言い出す始末。

試行錯誤の末、なんとかOS を入れることに成功。インターネットにも接続成功。が。
前回の懸念が早速現実味を帯びることになった。メールの設定がまるっきり不明になってしまったのである。
アカウントはわかるが、パスワードがわからない。POPだのSMTP だのも、絶対手紙でもらってるはずなんだが、どこへ行ってしまったものか、皆目検討がつかない。とりあえず、2つあるうちひとつはなんとか設定できたので、そのメアドを使ってもう一つの方に、再発行依頼を出した。

その後も、環境を戻すまでにひと苦労。いちいちアカウントだのパスワードだのシリアルだのを聞かれ、その度にアタフタと部屋中探しまくる羽目になるのである。
心配していたことが、早速起きてしまったのだった。

一時は、すべて諦めて新しいPC を買っちゃうか。とまで思ったが、とりあえず使えているのでこのまま騙し騙し使いつづけ、新しいOS が出たときに考えようということにした。

それにしても。
メールやら写真やら、何から何まで全部綺麗に消え去った。
ク〜ッ・・・という気持ちだが、過去とはそのように淘汰していくものかもしれん。とも思う。

写真は残念至極だが、考えてみれば大昔の人などは、写真なんぞなかったのだ。セカセカと写真を撮って、後で見ながらニヤニヤしたりなんぞせず、想い出は想い出として、胸の中に納めておく。やがて忘れたら忘れるにまかせる。そういうことがあっても、まあ、いいではないか。

などと、いろいろ自分に言い聞かせつつ、思い返しては「くーっあれは惜しかった」などと、悔やんだりしている小さい私なのだった。

でもまあ悔やんだところで消えたものは返ってこないのだ。
過去なんぞ、邪魔することはあれど、何の助けにもなってくれやしない。大体においてそういうもんだ。
思い出などは、死ぬ直前に思い返せればいい。その時忘れていたならば、それは人生においてそうたいしたことじゃなかったってことなんだろう。
ていうか、PC の中身が消えたからって思い出が消えるわけでもないのだが、ちょうどいいから一緒に消したいものはここで消してしまおうと、思ってみたりもする。

そんな中、昨日は着物仲間+会社の仲間で七夕見物をした。
ものすごい人だったが、いろいろと飲み食いして面白かった。
写真は昨日の浴衣コーディネートと、実に下品なイナバウアー。

2006/07/04(火) パスワード地獄
世の中、何でもかんでもパスワード、パスワードである。
今にパスワードが無ければどこにも入れないし、下手すりゃ家から一歩も出られないような世の中になるのではないかとすら思ってしまう。それほどパスワードは横行しているのだ。

「よっ」などと、気軽に出入りすること断じて相成らん。とばかり、目の前でガシャーンと扉を閉じられてしまう。

面倒くさいから全部同じパスワードにしたれ。など、甘い考えを持つことも許されぬ。大文字小文字数字も混ぜろなどと面倒くさい条件まで出してくる。しかも月に1回無理矢理変更させられたりする。一ヶ月は顔パスだが、月に一度は挨拶入れろみたいなところもある。

そんなに覚えきれるか!!

忘れたときのためにと、「好きな花は?」みたいなアホなヒントを入れたりするところもあるが、こうなるとパスワードだけじゃなく、ヒントも覚えておかなきゃならないことになる。

そういうわけで、色んなところで毎回パスワードを再発行してもらっている私である。

既に、どこにも入れない状態が始まっている。
これから先、あと何100個パスワードを作らなくちゃならんのか。
芸能人の名前すら出てこなくなるのに、何種類ものパスワードを覚えてろなどと言われてもムリなのだ。

「山」 「川」 だけで、中に入れてもらえた時代に生まれかわりたいものである。

2006/07/03(月) いかん。。。
何か書こうとすると愚痴しか出てこない事に気付く。

一言だけにしよう。
バカにつける薬があるなら、誰か売ってくれ。
自腹切ってでも買うから。

2006/07/02(日) 天花粉
会社はやたらセキュリティ、セキュリティとアホみたいに目くじら立ててやかましく騒いでいる。
そのお陰で我々は常に首からセキュリティカードなるものをブラ下げて、中身の見える透明バッグを持ち歩かされ、個人のプライバシーもクソもないような状態なのである。

このセキュリティカードのせいで、去年の夏、首の後ろがかぶれてしまった。アタシは心臓に毛が生えているものの皮膚は弱いので、汗をかいたりするとすぐにかぶれてしまうのである。

実家に行ったときに、おかんに目ざとく見つけられ、ベビーパウダーを持って追っかけられた。
まだこれから買い物にも行きたかったので、「うわぁやだよーっ」と逃げ回ったが、とっ捕まえられて、パン!と首に粉をはたかれてしまった。「ぎゃーっ」と叫ぶも、時、既に遅し。
が、その途端、ものすごく懐かしくていい匂いが、フワァ〜っと漂ってきた。
それ以来、ベビーパウダーいや、天花粉と言おう。天花粉の虜である。

夏になると、風呂上りにベランダで冷たい水を飲みながら一服。汗が引いたところで天花粉をパンパンとはたく。すると、なんともいえないいい香がフワァ〜っと漂い、幸せな気持ちになる。

朝顔、すだれ、ラムネにスイカに天花粉。
遠い昔の日本の夏が戻ってきたような気がするのである。

日本回帰。
若い頃はご多分に漏れず、意味もなくアメリカに傾倒したこともあったのだが、今となっては、アホか、アタシは。という感じである。

いまや、町を歩けばジジイの吐いた痰やらヨッパライの置き土産やらで、どこもかしこも薄汚れた腐った国だが、昔々、平和で美しい夏があったことも確かなのだ。

日本の四季は間違いなく美しい。我々はその四季を堪能すべきである。その一歩が天花粉というのはいささか心もとないが、ただその香をかぐだけで、一気に30年前に引き戻される、そんなパワーの持ち主だけに、バカにならないのである。

ていうか、まずアタシの部屋を片付けよう。
世間を非難するのはそれからだった。

今日、実家から戻るときに、車から見る夕焼けがあまりに綺麗だったので、家に着くなり写真を撮った。
飛行機雲二連発。


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