独りごちる。
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2006/08/31(木) 夏の終わり
今朝、玄関を出るなり、「あぁ、秋の日差しだなあ」と思った。
カンカン照りではあるが、真夏のそれとは明らかに違う。
とうとう、8月も終わりである。
早かったなぁ〜。。。
今年は浴衣もいっぱい着たし、暑いのは苦手なので、いいっちゃいいんだが、この年になっても、やはり夏が終わっていくのは何となくさびしい感じがするのである。

そして、9月に入れば、クリスマスまで一直線だ。
みんな、そういうと、大げさな というけれど
実際、クリスマスになると、「確かに一直線だった」と納得するのである。
わーわー言ってるうちに、一年なんてペロッと終わってしまうのだ。

2006/08/28(月) 筋、通さんかい!!
仕事のことは詳しく書けないのだが、どうも、最近のヤン衆は、「筋を通す」という意味を履き違えているようだ。
「我を通す」=「筋を通す」と思い込んでいるらしい。
「お客がオレの言うことを聞かないから、もうヤダ!!もうこいつと関わりあいたくない!!」と言って、面倒な仕事を放棄するのが、「筋を通す」ことらしい。アホか。

大人しく言うこと聞く客ばかりだったら、そりゃー楽チンでいいでしょうよ。誰だって面倒な客の相手なんかしたくないですわ。
でも、アンタ、それで金貰ってんじゃないの?仮にもプロなんじゃないんですかい。
「やりたくないからや〜めた♪」が通用するんだったら、誰だってやってるっつーの。

まったく、期待していた若者(といっても来年30だが)だけに、ガッカリである。
アタシは赤ん坊と仕事をする気はないので、できないなら敗者の汚名を着たまま、とっとと消え失せろ、と言いたい。

本物の漢は、どこ行った。
皆無か。

2006/08/23(水) 日本全国無責任時代
植木 等もビックリだろう。
どいつもこいつも無責任な世の中だ。
無責任というよりも、責任転嫁ばかりする世の中というべきか。
特に、消費者が企業に責任を転嫁するケースが目立つ。
甘ったれるんじゃねーぞ。と言いたくなる。

ニュースで、子供がシュレッダーに指を挟まれ9本切断したというのがやっていた。指を切断されてしまった子供は痛ましい限りである。が、その責任をシュレッダーのメーカーに問うのはどうなのか。アタシはアイリスに親戚もいないし、何の義理もないのだが、責任をアイリスに問うことについては、意義を唱えたい。

報道によれば、シュレッダーの置いてある事務所で子供を遊ばせていたところ、事故にあったという。

シュレッダーってのはそもそも紙を粉々に砕くための機械である。今はCD を粉々に砕くものもあるし、一度に入れられる枚数も増えている。
無数の刃がグルグル回転して、紙でもCDでも粉々に砕くもの=シュレッダーということを、わからないで使ってるバカはいなかろう。そんなものが置いてあるところで、子供を野放しにしておいたのならば、事故がおきたとしても、そりゃ親の責任じゃないのかい、と思ってしまうのである。

メーカーは、「こんなことが起きるとは想定していなかった。それが反省点」と言っていたが、ごもっとも。という感じである。なんでもかんでも2歳児を対象にして作ってたら、無茶苦茶不便な世の中になってしまう。想定してなかったのは、親とても同じことだろう。事が起きて初めて、「こんなもの作りやがって!!」と怒ったところで、「アンタ、これがどういう機械か、最初からわかって買ったんでしょーよ」としか言えない。

シュレッダーには、「子供を近づけるな」とわざわざ書いてある。
そこまで注意を促しておくだけで、メーカー責任は果たされていると言っていいのではなかろうか。

子供を近づけないようにするのは、親の役目なんじゃないのか。
それとも、そこまでメーカーに見張っとけというのだろうか。

まあ、これは一例だが、ここのところ、こういった責任転嫁例が目立って多いような気がする。
また、マスコミが無責任に話題に乗っかって、やたらと弱いものいじめのように、正義感ヅラして煽り立てる。
吊るし上げられた企業はお気の毒だ。

「安全性を考えて!!!」みたいなことを訴えたらしいが
紙を粉々に砕く という製品の本質を考えたら、安全性もクソもないんじゃねーの?使う方が気をつけろよ。と、思ってしまうのである。

このままだと、今に、「包丁で指を切った!!こんな包丁作るんじゃねー!!」なんてことまで言い出す奴が出てきかねない。

指を失くした子供が一番かわいそう。

2006/08/21(月) 暑い、暑いと言いながら
夜になると、目の前の畑で一斉に虫が鳴き出す。
この時期は、毎年毎晩、大合唱である。
が、うるさくはない。リリリーと、かわいい声で鳴くので、とても涼やかでなかなか風流な夜を楽しむことができる。

どうやら秋が近づいているらしい。

まだまだ昼間は、クソ暑いに違いないが。

2006/08/20(日) 汗・酒・汗・酒・汗・酒
今日は、着物仲間と国際フォーラムの骨董市に行ってきた。
新しく加わったお仲間は、若い女の子とばかり思いこんでいたが、初の男性であった。男着物ってやっぱり格好いいなぁ〜。
背中に賽と花札の刺繍とかしてあって、なかなか粋だった。
骨董市は30分もしないうちに雨が降ってきてしまったので、そのまま中華料理屋で北京ダックのランチを食す。暑かったのでビールを一杯。散々喋った後、雨も止んだので、水上バスで浅草へ。相当暑かったが、水上バスは風が心地よく、寝そうになった。

浅草に着くなり、神谷バーで一杯。古着屋を三軒見てまわり、続いてもんじゃ焼きで再び一杯。
これだけ飲んでも全部汗で出ちゃうので、トイレの心配はほとんどいらなかった。
アタシは暑さで常に風呂上りみたいな顔になっていたが
しまいにはアルコールがそのまま汗として直に出たんではないかと思うほど、汗・酒・汗・酒・汗・酒 の一日であった。

目的は着物なのか酒なのか。
正直、おこたえ致しかねる状況なのである。

写真は、水上バスから取った「卑弥呼」という名の何やら大げさな形の船と、本日のコーディネート。今年最初で最後の夏着物となる阿波しじらである。

2006/08/17(木) ことの顛末
で、結局昨日の迷惑駐車の件がどうなったかということだが、じつはこういうことになっていた。

昨日、タクシー代として3000円握らされた私であったが、今朝はとーちゃんに送ってもらったため、貰った金の半分も使わなかった。仕事帰りに、お釣りを返しに春ちゃん(駐車場のおばさん)のところに寄り、結局どうだったかと聞いてみた。

すると、持ち主は、やはり例の会社の関係者だったということであった。てことは、「もー僕関係ないから帰りたい」風だった、あのリーマンの会社の野郎だったということである。
春ちゃんによると、散々とっちめた上、ペナルティも取ったとのことだったが、実際にペナルティを取ったのかどうかは怪しい感じであった。
お釣りを返そうとしたが、春ちゃんは頑として受け取らない。
春ちゃんのことは以前にも書いたが、あの通りの人なので、そう言うからには何があっても引かないだろうと予想できたため、それではと、頂戴することにした。

結局、昨日は一時間ほど足止め食ったが、時給3000円でかなり面白い思いをしたということで、結果オーライとしよう。
しかも今日はお姉ちゃんと焼肉食って大満足。
このように、悪いこともあれば良いこともあり、地球は回っているのだなあと、よくわからないがしみじみする私であった。

2006/08/16(水) どかんかい!!!
アタシはこれでも小さなルールや法律を一応守って細々と生きている小市民である。
故に、堂々とルールを犯すものを断じて許すわけにはいかない。

残業して、駅まで20分かけて歩き、電車に乗って駅から駐車場まで歩く。そして車に乗ってようやく家に帰り、ショボイ夕飯を食う。そういう毎日を送っている私にとって、駐車場で車に乗り込む時間が実は一番ホッとする時間だったりする。

が、今日、そんな風にヘロヘロになって駐車場にいくと、大家のおばさんと、サラリーマン風の男が何やらワーワーやっている。
そして私を見るなり、「あららら帰ってきちゃった」という。
この男がアタシの車にぶつけでもしたのかと思いきや、アタシの車の隣に誰のものともわからぬ車がドーンと停めてあり、その停め方が悪いので、アタシの車をどうやっても出せない状態であるという。
マイカーは、一番奥に停めてあり、すぐ後ろにも別の車が停まってしまっているので、缶詰状態になり押しても引いても出られる状態ではない。
男は、その駐車場を借りているどこかの会社の社員で、大家のおばさんに「おたくの車では」と呼び出されて来ていたらしい。
携帯をかけまくり、持ち主を探しているが、一向に見つからない。結局、「どうやらうちの車ではないらしい」ということになった。
おばさんの話では、アタシの車の隣は、今、誰にも貸していないのだという。いくつかのスペースをその男の会社に貸してあり、いつも決まった人が停めるわけではないので、その会社の中の誰かが間違えて停めていったのではないかと睨んだようだ。そういえば、その会社の人間が、以前間違えてアタシの車のスペースに駐車してしまっていたこともあった。
が、今回は違ったのである。どうやら見ず知らずの人間が違法駐車したのではないかということになった。
僕はもう帰っていいですか というその男とおばさんがあーでもない、こーでもないと言っているのを見ながら、だんだん腹が立ってきた。この野郎が、こんな自分勝手な停め方をしてるせいで、アタシは家に帰れないし、全く関係のない男もわけもわからず巻き込まれる羽目になるし、一体、どーしてくれるんだ!!と。こんな停め方しかできない野郎は、免許証を取り上げてビリビリに破ってやらないとこちらの気が納まらん!!!
おばさんは、お金を払うからタクシーで帰ってくれろと言ったが、アタシはどーしてもそんなふざけた停め方をした馬鹿野郎をボロンケチョンにとっちめてやりたかったので、「いや。車はどーーーーしても使うからアタシは待つ。」と言って譲らなかった。
そして、ただオロオロする二人に、「こうなったらレッカー移動しましょう。アタシが警察を呼びます。」と言い、さっさと110番して警察を呼び、「ここはもうアタシが警察に言いますから、どうぞあなたはお帰りください」と、男を帰した。
ところが、待てど暮らせど警察がこない。
出られないという事情を話したから、レッカー車を連れてくるのかもしれないと思っていたら、散々経ってから、バイク一台でオマワリさんがやってきた。
その時点で、いやーな予感がしたが、案の定、「路上ならレッカー移動ができるけど、敷地内のことは警察は関与できない。ナンバーから持ち主は割り出せるが、104に番号登録してない場合は連絡が取れない」という。で、結局、住所、氏名はわかったものの、104では番号わからず。
おばさんが怒って「レッカー移動してくれ」というと「敷地内でおきたことは、当事者同士で。。。。」と、あくまでも警察は関与できないし、何の責任も持てません。ということを繰り返す。
それを聞いていたおばさんが一言、「・・・・・っうっるせーよ」。心の中で拍手喝さいしてしまった。
が、オマワリさんの言うことも、もっともといえばもっともだった。「警察ができることは、迷惑駐車というステッカーを貼ることぐらいで・・・・」というので、「すみませんが、それ、車中にベッタベタに貼ってもらえませんかね」と言ったら、「申し訳ないんですが、一枚しか・・・・」とのこと。「あーそうですか。隙間無く貼ってもらえたら、少しは気が晴れるんですけどね。」と言うと、苦笑していた。
そのうちに、おばさんが、「この桜の木を斬っちゃえば通れるんじゃないかしら」と言い出した。本当にやりかねない人なので、「いやいや。桜の木を犠牲にすることはない。悪いのはこの車なんだから、犠牲にするならこの車を犠牲にするべきです」と、慌てて制止した。
そうこうしているうちに、アホな持ち主が帰って来やしないかと思っていたが、一向に帰る気配がなく、これ以上待つと言っても、みんなに迷惑がかかるだけなので、猛烈に悔しかったが、仕方なくタクシーで帰ることにした。
おばさんが3000円くれたので、「お金はいらない。お金ならこの車の持ち主に貰う」と言ったが、それは私が請求するからと、おばさんも引かなかったので、仕方なくここは貰っておいた。
結局、明日の朝はとーちゃんに迎えにきてもらうことにしたのだが、全くいい迷惑である。
おばさんが、タクシーで帰れとうるさいので、仕方なく帰ってきたものの、本当は自分の車の中に潜んで、持ち主が帰ってくるのをひたすら待ちたかった。そして帰ってくるなり、ふん捕まえて、烈火の如く怒ってやりたかった。そういうことのためなら、何時間でも待っていられるのである、私は。
警察は役に立たなかったが、ひとつだけいいアイデアを出してくれた。「この車の四方を囲んで、出られなくしておけばいいんです。そうすれば、黙って去ることができないから、大家さんのところに嫌でも声をかけてくるでしょう」という。ナイスアイデアである。目には目を。歯には歯を。閉じ込めには閉じ込めを。
大家さんがまんまとふん捕まえて、ギューギューの目にあわせ、罰金10万ぐらい出させて、そのうち8割ぐらいくれたら全て水に流してやるんだけどなぁ。
あんな身勝手な、他の人のことを一切考えない馬鹿野郎は、キッツイお灸を据えてやらねばなるまいぞ。と、一小市民として思う私であった。

2006/08/14(月) おせーよ。
辞めちゃう奴が続出だからか、あるいは、全社的に行ったテクニカルテストの結果があまりに悪かったからなのか、「さて、どうしましょ」的なアンケートやら打ち合わせやらを、今更慌ててやりはじめているが、今更遅いにも程がある、と言いたい。
こうなることは、アタシなんかとっくに読めてたもんね〜。という感じである。
バカだらけで、このままじゃヤバイよと、何度も訴えてきたのに、うるせーババアだぐらいにしか聞いてなかったんだろう。たまにはババアの言うことにも耳を傾けておくもんだ。そして、ハゲたおまえにババアなど言われる筋合いはない。ま、ババアと本人が言ったかどうかわからんけど。

意見を聞きたいので、その打ち合わせに出るように言われたのだが、んなもん、出たってしょうがねえ。どうせ何も変わりゃしねえからアタシゃやめとくよ。と、辞退した。
そしてアタシが言いたいのは、「どうせ何か言ったところでどうしようもねえ」と思わせてしまう、そういう体制こそを変えるべきである、ということに尽きる。

更に言うのであれば、早い話、「金出せコラ」である。
金は出しません、やることはやってください。で、通用する世の中と思ってるところが甘い。
そんなだから優秀なものは去り、いや、元より近寄らず、バカばっかり集まるのである。
会社に来てればとりあえず金が貰えるという、ぬるま湯大好きっ子ばかりが集まり、ちょっと嫌なことがあると「精神的に参りました」とくる。人が不足してるから、会社はそんなバカでも引き止める。故に足元を見られ、ますますダメ人間が増えていく。そういうバカの連鎖が完全に出来上がってしまっているのだ。今更、どうすることができるというのか。

変革したいなら、バカには金を出さず、優秀な者には惜しみなく金を出す という構図を作るほかない。

アタシの予想では、「辞めないように、上に立つものがみんなに優しく平等に」とか、そういうくだらない方向に話が持っていかれるに違いない。
バカかと。更に足元見られてどーすんだ、と。

出すものは出しません。でもやってください。
よくやる人に余分に出さないかわりに、バカにも出します。
そんなもん、通用するわけねーだろ。

つまり、金出せコラ。
これに尽きるのである。

2006/08/13(日) そして今日
なんとなく、盆栽好きなオヤジのHP化しつつあるが、今日も月下美人の話である。

昨日、あれだけ綺麗に咲いた花の末路が左端の写真である。
おかんは婆のおっぱいと表現するが、私には吊るされたひな鳥の死骸に見える。いずれにしろ、グロいことには変わりは無い。

そして今夜、次なる蕾が花開いた、計4つ。二日続けて見られるとは、ラッキーだった。おとんは爺さんなので、18時に寝てしまったりするのだが、今日はアタシが行っていたので、20時まで起きていた。二人で外に出て花が咲いているのを眺めたが、いつも早く寝てしまうので、咲いているのを見たのは初めてだという。

明日には4つのひな鳥の死骸がベローンと垂れ下がることになるのだが、今夜咲いた花も、それはそれは見事だった。

で、この花、実は食べられるそうである。
もっと早く知っていたら、今日取ったひな鳥の死骸も、おかずにできたのに。

てんぷらなどにすると結構美味しいのだそうである。
一晩で咲いて終わってしまうのはあまりに可愛そうなので、そのあと美味しく頂いた方が花も本望だろうと勝手に思うのだった。

ちなみに花言葉は、はかない美、儚い恋、繊細、快楽、艶やかな美人、ただ一度だけの恋、真実の時間 だそうな。

2006/08/12(土) 月下美人ノ咲イタ夜
夕方、実家に行ったら、月下美人の蕾が、「今夜咲きます」と言わんばかりに大きく膨らんでいた。
逃すものかと、慌ててカメラを取りに自分の家まで戻った。
この、月下美人という花、去年、やはり実家で初めて咲いたところを見たのだが、たった一晩しか咲かないというシロモノのため、滅多に咲いたところを見ることができない。

今年、7月に3つ蕾がついたのだが、残念ながら私が行ったときには、既に咲いてしまい、ベローンと垂れさがったあとだった。
するとまもなく、新しい蕾が出てきた。

この蕾、お世辞にもかわいいとは言えない。
月下美人という花は、その名の通り、咲いたときはそれはそれは美しく、そしてとてもいい香りを放つ花だが、蕾の間は、どうしようもなくグロい花なのである。このグロい蕾の中に、あんなに真っ白で綺麗な花が眠ってるとは、とても思えない程、気持ち悪い形をしているのである。ハエとかが近くに飛ぼうものなら、真っ赤な舌を出してベロリと食っちまうんではないかと思う程のグロさである。

が、ある晩、そのグロい蕾の中から、絶世の美女が誕生する。
丁度20時頃その美しさは頂点に達し、やがて、見るも無残な形となって、(おかんの言葉を借りれば、まるで婆のおっぱいのように)ベローンと垂れ下がるのである。それで、この花の命は終わる。

なかなか無い機会なので、蕾から開花までをデジカメに記録した。やはり、予定通り20時になると「どうだ」と言わんばかりに咲き誇った。月に向かってフワッと咲いたといった風情である。

明日になれば婆のおっぱいになる運命ではあるが、なかなかロマンチックな花である。

8月絵日記の続き


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