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2006/08/10(木)
継続と淘汰
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よくよく考えてみれば、アタシのこれまでの人生は、言ってみれば「リセット人生」であった。 継続が無茶苦茶苦手なのである。 何事においても、長続きしない。仕事も、趣味も、加えて言うなら人間関係も、である。 恐らく、壊れかけた人間関係などを必死に修復しようとし、実際修復に成功する人もいるだろう。 が、私の場合、壊れたり消えかけたりしている様を、嫌という程理解しながらも、修復しようとはせず、淘汰してしまうのである。 修復は修復なりに、大変な労力がいるだろうが、実は淘汰するのもまた大変な労力がいる。 会いたい、話したいという気持ちが募れば募る程、それを別の方向に無理やり持っていき、気持ちを麻痺させ、やがてどうでもいいやというところまで到達させ、最後は忘れる。これはこれで大変な作業なのである。 だが、それでも、継続よりは楽だと思ってしまうのだ。
そうして淘汰してきた人々、場所、過去などが、アタシにはたくさんある。恐らく、相手方では何とも思ってやしないのだろうが。
継続と淘汰。いずれも苦しい道ならば、どちらを選ぶべきなのか。 リセット人生は、それはそれで楽チンなのだが、おかげでアタシはまるで学習していないという気がする。 では継続を選ぶべきかと思うが、いつまでも同じことでクヨクヨ悩むのがどうも苦手である。ええい、面倒くせぇ!!最初から無かった事にしちまえばいいんだ!!と、なってしまうのである。
で、今も、いっそ淘汰しちまおうか。と思うことがある。 が、さすがに、ここまで生きてくると、そう簡単に淘汰できないこともある。 さて、どうするか。
そういうときは、ロコロコをやって寝るのが一番だ。
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