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2006/04/28(金)
無題
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最近は毎月今頃いつも調子が悪い。
頭の中がもやもやとしていて、首筋が張ってくる。
そして、ヤツとの生活の中で思い出したくも無いようなことを思い出してしまう。
宗教のことでひどく争っていた時期、「もう、コイツの前で死んでみせる以外に、コイツには私の苦しみはわからない」と思った日があった。
「もう死にたいわ!」
そう言った私にヤツは
「“死ぬ”と言う人間に限って死なないんだ」 そう言った。
私は首にコードを巻いた。 本気で死んでやる!と思った。
そんな私をヤツは身じろぎもせず眺めていた。
「大丈夫か?」
“死ぬ気がないんだからやめといたら?”とでもいうような口調で一言だけそう言った。
「(コードを)引っ張れやボケェ!!!」 私はそう叫んだが、当然手出しはしない。
このまま絶対死んでやる
そう思った次の瞬間に子供の顔が頭に浮かび、私は自分の手の力を緩めてしまった。
ヤツの顔は“やっぱりな”とでも言いたげだった。
悔しかった。
それでも、やっぱり子供を残して死ぬことは出来なかった。 当然だけれど。
私には自殺願望は多分無い。
だけれどこれだけは思っている。
子供等をヤツに奪われるようなことがあれば、私はヤツの前で腹掻っ捌いてはらわた引っ張り出して見せ付けて、ヤツの目を見ながら死んでやる。
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