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2006/11/26(日)
突如訪れる、認めたく無い現実
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昨日とは打って変わって、今日は悲しい一日になりました。 今日は、体育の先生の葬儀が行われました。 原因はとある病みたいです。けれど急に来たみたいで…。50代なので、家族で「心筋梗塞」だとか「脳梗塞」だとか考えてましたが、そんな事今はどうでも良い。 何だかね、最初はまだ生きてる感覚がしました。 だってネ、最近会ったの、体育担当者が休んで、代りに顔を出してた元気な先生だったんですよ。 あの明るさ、張り切り、元気…。なのに、『死』って必ずしも訪れるものなんデスネ。 何とも無い日けどそれが大切なんだと、この時痛く噛み締めました。人は死に向かって生きている。だから一日一日を大切にしろと親父が云ってましたが、正にその通りです。 安らかに眠っている彼の顔を覗いてみる。本当に眠っている様にしか見えない。けれど、話し掛けても、目は覚めない。 この日、先生は勿論、クラスの数人や、彼が顧問だったサッカー部の部員も来てました。お通夜の日は生徒達が大勢来てたみたいです。 普段真面目で、一寸厳しいあの先生も、悔やむ様な、そんな見えない涙を流していました。サッカー部の男子達や、普段荒れてそうな女子生徒達も何度も鼻を啜っていました。勿論、私も涙を何筋か流しました。 先生ともっとお話して、笑いあいたかったな。もう彼の匂いは体育室から無くなっちゃうんだね…。 どうか安らかに。ご冥福をお祈り申し上げます。 『普段出会う人達は、いて当り前』 けれど、当り前だと思っちゃダメなんだ。これはとても貴重な時間。だから大切にしなければならない。 普段、身近にいる人達。仲良しな友達。家族。嫌いな先生……。 どんな人でも、突然いなくなると、凄く心が揺れ動きます。本当です。 身近な人達を、どうか大事にして下さい。
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