愛言葉はテキトー。
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2005/10/20(木) いやだ
やっと日記が書ける…。もう、PCがいつも使えなくて、ずっとチャンスをうかがってましたが、やっと私が使える時間があったのでさっそく日記を書いてます。

最近は私の馬鹿さ加減に嫌気がさして、もうとっとと人間になりたいという気持ちが強いです。
バイトで人と話しててもうまくいかないし、そもそも人のことに興味がもてなくて何もいえないのです。
話し掛けてくれても愛想笑いしかできないし…何か話さなきゃと思うんですが、別に何も感じないのでなんにも話せなくて。

人に興味がないなんて…。
私は自己中なのかな。だから人のことに興味がもてないのかな。
なんかいまいち実感がわきません。

バイト先で一緒に働いていた人に、私の同級生の妹が居ました。
私はその同級生の人の名前をききましたが知らない人でした。
だって不登校だもんね、私。
関わったことなんか無い人だったんでしょう。
『へぇ〜そうだったんですか〜!』
とか言っといたけど、別段驚いたり興味をそそるものでもなかった。
心の中では『チッ、つまんねー事実だな』とか思っていたんでしょうかね、私。

はぁ、もうなんかつまらない。
人と同じことで笑ったり興味を持ったり、やる気だしたりしてない。
みんな私に話し掛けてくれるのに。
私は話し掛けてくれる人にも話してくれる内容にも別に興味は無い。
自分にしか興味がない。
つまらない。

バイトのスタッフの、姑みたいなオババは五月蝿いし。
こないだその姑さんが、他のスタッフのことをうるさい姑呼ばわりしてましたがね…あんただよあんた、あんたが姑役だよ。
その場に居た誰もがそう思っていたに違いない…。
その話きいていて、そのオババはまさしく姑だ、ってことに気がつきましたよ。

ま、教えてくれる人がいるのはいいことですけどね。

話変わって、こないだアンネの日記を図書館で借りました。
いやあ、図書館をで本を借りるのは久しぶり。
最後に借りた本もアンネの日記だったと思います。

知ってる人もいると思いますが、アンネの日記について少し書いておきます。
タイトルから、約3年前、なんとなく女の子の日記の本ってことで、可愛くて、女の子向けな本なのかなと思って借りたら全然違いましたね。
ユダヤ人迫害の被害者だった、ユダヤ人のアンネ。
アンネが13歳から15歳の頃のことが日記には書かれています。
西暦1942年から1944年。
1942年7月から、アンネの父、オットーの“つて”でとある事務所に隠れ住むことになりました。
ドイツ軍が毎日、一軒一軒民家を訪問し、ユダヤ人を見つけては強制収容所へ送っているからです。
強制収容所へ送られたら最後、生きては帰れません。
人間扱いなどされはしない場所。
隠れ家での生活が、アンネの日記の主な内容です。
隠れ家では、自分達が居ない風にしていなければならないので音を立てられないし、電気も窓が無い部屋でしかつけられない。
もちろん一歩も外には出られないし、昼間は窓から外を見ることすらできない。
風呂はないし、食べ物も限られている。
そんな厳しい環境を、ひたすら戦争が終わった後の自由を夢見て耐え抜き、一生懸命生きてます。
ちゃんと勉強とかしてるから偉い。
しかし、アンネは1944年の8月にドイツ軍に捕まり強制収容所に送られました。
日記はその直前で終わっています。
アンネは数箇所の強制収容所に送られましたが、最後に送られた強制収容所の衛生状態が極度に悪く、そこで病死しました。
その、わずか一ヵ月あまりののち、その収容所が英軍によって解放されたのです。
そんな本です。

ああ、マジでかわいそうなアンネ。
あと少し生きられれば、また自由な生活ができたのに…。
この本を読んでいると、私はアンネよりずっと弱くてだらけてて甘えてて怠けてて…。
私もしっかりしなきゃ…そう思わせてくれる本です。
夜には銃声が聞こえたり、高射砲のものすごく大きい音がきこえたりして、怖くて怖くて、辛くて辛くて、毎日一人で泣いてたそうです。
でもそれを人に見せたら悲しませてしまうから、人前では明るく振舞っていたんだとか。
だから、アンネにとって、自分の弱みを見せられる日記はとっても大切だったんでしょうね。
普通に暮らしているユダヤ人がドイツ軍につれられていくのを窓から覗き見て、隠れて暮らしている自分が悪いことをしているような気分になる、という文もありました。
偉すぎだよ、アンネ…。
だってまだほんの13歳ですよ。
すごいなぁ。私ももっと大人になって、色々考えられるようにならなきゃ…。
この本、返却期限までに読み切れそうもありません。
一旦返した後、また借りようと思ってます。
借りられるかなー?

画像はうちのむかいのお家で咲いていたお花です。
キレイな黄色だったので撮ってみました。


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