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2020/02/01(土)
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誘蛾灯が蛾を焼き殺す軒下で星を数えてきみを待つ夜 (「うたらば」vol.25(青春)佳作 2019/9 田中ましろ選)
メガネザルは眼鏡をかけているようで本当は裸眼わたしとは逆 (日経新聞「日経歌壇」2019/10/19 穂村弘選)
授業中床は大地に変わりますひかり差す小春日のヨガクラス (日経新聞「日経歌壇」2019/12/14 穂村弘選)
ヨーグルトの蓋についてたさりさりの砂糖のような会話しており (「NHK短歌」(話)佳作 2020/二月号 大辻隆弘選)
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このたび、連作「知りつつ磨く」30首にて第31回歌壇賞をいただきました。 あまりにも大きなことで、どうしたらよいのか正直まだ戸惑う部分もあるのだけれど、 今までやってきたことへ背を押していただけたようで、とてもうれしく思っています。 現在発売中の『歌壇』2月号に受賞作が掲載されているので、よかったら。 今回、応募に際してたくさんの方に背中を押していただきました。 これからも誠実に、そして楽しく短歌を続けていきたいと思います。 本当にありがとうございました!
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