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2005/10/28(金)
落ち込む
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昨日、私はまた一つ歳をとったわけだが、誕生日その日に酷く落ちこむことがあった。 人にしてみれば馬鹿みたいなことかもしれないが、私にとってはすごく重要な悩みを人に打ち明けた。 多分、解決方法はいくらでもあって、その人もそれのうちの一つを言ってくれて、でも、そんなのは私も充分わかっているもので。 多分、私は解決したかったのではなく、悩みを口にしたかっただけなのだと思う。 その人の言葉一つでどうにかなるなんて過分な期待をしていたわけではない。 でも、その人にはそういうことが理解できなかったのだと思う。 そして、「そうやって悩んでいるのも楽しいのでしょう?」といわれてしまった。 その人の気持ちは私には充分理解でき、私も何度か友人にそういう気持ちを持ったことがある。 そしてそれはまったく見当違いのことではなく、悩む自分を少なからず楽しんでいる自分はいるのだと思う。 けれど、その状況を打破したいと考えている自分もいて、むしろそっちの自分の方が大きくて、楽しんでいる自分も含めて苦しんでいる。 多分これは多くの人が当然のように抱えている当たり前の悩みで、この歳になって初めてそれに向き合った幸せな私は悩みを打ち明けてくれた友人にとても不誠実だった。
最初の日記からとても暗くなったが、ここは私がどうしても吐き出したくなった、けれど人には出来る限り見てほしくないという妙に露悪的な場所にしたいと思っているので勘弁してほしい。
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