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2006/03/27(月)
伝えたい音。
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18のとき、ヤマハのコンテストで賞をもらってから、 ずっと暗中模索な感じで今日まで来た。
自分は、 元々ギタリストで、 いつも言うけど歌は下手で、 どっちかっていうと歌よりも、 オリジナリティーで勝負してて、 ヤマハの全国大会で頂いた賞も、 パフォーマンス大賞だった。
審査員の方にも、 歌詞とオリジナリティーは、 雑誌にもコメント書かれてたように、 凄く気に入って評価してもらえてたけど、 歌は、もう少し頑張った方がいいって言われた。
事務所の社長さんや、 ディレクターさんなど、 偉い人に聴いてもらっても、 いつも歌のことを言われてた。
他の人に歌ってもらった方がいいよ。
とか、
作曲家なら仕事としてやってけるけど、
君が歌ったら売れない。
とか、言われ続けてた。
でも、君が自分で歌った方が伝わるから、 頑張った方がいいよって言われて、
変わることができた。
独学で歌を練習して、 少しはマシになったと思う。
最近は、自分を客観的に分析できるようになってきて、 少しずつ成長しているのも、しっかり感じ取れている。
自分の最大の武器は、パフォーマンス。 たくさん盛り上げて、魅せるステージングだった。
自分の武器で、 歌の核となるモノを、 殺していたのかもしれない。
歌の本質は、 言葉とメロディーで、 それを表現する場所がステージ。
最近、よく聴く音楽には、なぜか統一性がある。 静寂の中に、強いメッセージのある曲が多い。 僕が伝えたいのは、ここかもしれない。 影で蔽われてるけど、熱い音楽。
とくに最近、 イギリスやアイルランドなど、 北欧の音楽に強く影響を受けている。
最初から、
ラブソングよりも、 メッセージソングを歌いたい。
そう思い続けてたけど、
日々その思いが強くなってきている。
ラブソングを歌うときも、 メッセージ性の強い歌を歌いたい。
人間の内面を曳きだしたい。
人間の闇と光を表現したい。 そんな風に昔から思ってた。
もっと深い部分を伝えよう。
もっと歌を前に出そう。
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