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2005/11/22(火)
国語・数学・理科・社会・英語・・・
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ずっとずっと晴れです。冬の到来ですね。晴れ続きですもの。 晴れが続いているのは夏ばかりではなく、冬もそうなんですよ〜ってあらためて言われると、えっ?って思いませんか?でもそうなんです。但し、気温は駄目駄目です。寒いです。
さ〜て、さて。今日はとあるBlogを開設された方へのメッセージです。(コメントに書いたように早速載せちゃうよ〜。ごめんね〜) 電気のワットをボルトに直して言えって?そりゃ無理です。だってcmとkgの単位くらい違うものですからね。 この話、中学でちゃんと習っているのです。その前段階で小学校でもやってます。乾電池に豆電球でやったでしょ? でもみんな覚えていないんですよね。私なんか、高校でもよせばいいのに物理なんかとっちゃって、3年間やりました。しかも3年次には2日に1回は物理です。だけど、それでもなんだかわからず、毎回新しいことを習った気になってました。 現在、音響とか照明とかを専門的に勉強している専門学校の学生さんでもちゃんと判っていない方が沢山沢山。(えー、それはそれで困ったチャンだよ) 今は商売柄それがわからないと死活問題なのであらためて自分で勉強しましたが、所詮そんなものなのです。
そう考えると学校の勉強って何だったのかと思われますよね。たとえばフレミングの左手の法則って覚えてますか?何のために教えてもらったのでしょうかね・・・。 ほとんど受験に使う人意外は必要ないって?そうですよね。いつの間にか受験のための勉強になってしまったんです。だからその必要性が感じられなくなり、目的が達成される、つまり受験が終わるとすべて忘れてOKのものになってしまう。 事実、各大学は入学後、中学、高校の勉強を補うような科目を行なわざるを得ない状況で、基礎国語とか基礎数学とかやっている大学が多くなっています。たとえば、国語の基礎的なことや分数の計算とか2次方程式とかです。東大でもやってるんですよ。それが判っていない人がなんで入試問題を解けるんだ?基礎的なことを使わなくても出来るようにしてしまっているからです。それがいわゆる受験のための学習=受験対策というヤツです。
もっとも、基本的なことで、数学!あー、数の数え方ねって。だから実際の生活の中では四則計算だけできれば十分ジャン!もっと言えば足算と引算が出来ればOKよって。それも一理ある。 では、問題です! なぜ、小学校から続けて数学(算数)は、教えるのでしょうか? 例えば国語。これも小学校からずっと教えます。こちらは母国語をきちんと理解し、最終的には母国語による正しい表現力を養うためです。表現力というところが大事な点です。だから作文や解読なども習うわけです。 社会は?理科は?英語は?これもなんとなく判りますよね。
では、数学(算数)は?数を数えられないと困るから?計算できないと困るから?違います。三角関数とか基礎解析とか証明問題とか背理法とかもやりますよね。まったく生活に関係なさそうなやつです。 さて、数学教育の真の目的はなんでしょうか?皆さんからのお答えお待ちしております〜。ヒントは、これら通称5教科と呼ばれるものは、人間として人間らしく生きていくための必要な要素を養うためのものと考えてみてください。
現在、受験勉強中の方やその親御さん、ぜひ一息入れて、考えてみて!
PS.最初の話題であるワットとボルトの件、せっかくですから今日は家庭でも使える電気講座として「〜整理付かず〜」に載せましょう。
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