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2005/07/16(土)
蛸から探るうまい魚
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いやはや、お暑いこって。今日(違う昨日)は久しぶりのどっと暑い日になりやがった・・・。こういう日は涼しいところがいいなー。そうだ、北海道じゃ! あっ!でも北海道も結構暑いのね。
ということであることを思い出した。 それは、蛸!たこ! 北海道名物「みずだこ」なんていう。あれってなに? 蛸は実はいろいろなことがわかっていない不思議な生き物です。その生態そのものが解明されていません。解明に必死になっているのは他にはうなぎなんかもそう。 、で、蛸。 北海道ではみずだこをよく食べます。名物って言います。 でもみずだこ(水蛸)は、固いというかいつまでも噛み切れずにずっと口の中でくちゃくちゃしてます。なので薄切りにして食べやすいようにしているのが現状です。 とても大きく、本物を一匹頂いたら大変です。ゆでる鍋がありません。 一方で「マダコ」というのがあります。 この2種。値段は0がひとつ違うくらい違います。 マダコの方が高い。確実に高い。 では、みずだことマダコ、何が違うのでしょうか? 実は同じです。え〜?なに〜? マダコの雄をみずだこといいます。雌がマダコです。 雄が0ひとつ安い・・・。なんともいたたまれない・・・。
ここでひとつ。魚等の魚類に関して言えば(性格に言うと蛸とかイカを含めるので魚類ではないが)、圧倒的においしいのは雄です。 例を挙げると「シシャモ」。よく子持ちシシャモ(よく売っているのは実はノルウエイ産の全く違う魚ですが)と持て囃されますが、雄と雌を一緒に焼いて交互に食べ比べてみて下さい。明らかに雄のほうが味が濃くておいしい。 雌はその養分を全て卵にとられてしまいます。なぜか養分を取られていないように見えるのは、人間です。いつまでも強いし・・・(失礼)。だから雄の方がおいしい。 北海道物産展で本物のシシャモが売られることがありますが、雄と限定しているものはとんでもなく高いです。
、で、蛸! 蛸だけが唯一、雌の方がおいしいといわれています。
と、ここでひとつの推理が! もしかしたら大きいほうがおいしくない?
正解! おいしい魚介類の見分け方!(新鮮さは別として) 小さい物を選ぶこと!これ漁師の極意なり!! (野菜も同じなんですけど・・・) 明日の買い物ではぜひ役立ててください!
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