|
2005/07/30(土)
江戸の風物詩「隅田川の花火」にモノ申す!
|
|
|
今日は隅田川花火大会。 もともとは270年前の江戸時代に大飢饉やコレラによる死者を供養するために行われた日本最古の打ち上げ花火だということはあまり知られておりません。今年も2万発!豪華ですが、当初は20発くらいだったそうです。
さてさて、実際にその場に行けばよいのですが、あの人ごみが嫌で家でビール片手にテレビ観戦です。(昔々は、親戚の家の屋根の上に登り、見たこともあったのですが、今では高層マンションなどで見えません・・・) ・・・で、今年もテレビ見ていてムカムカ!です。久々に興奮しております。多分今日は長いです。
「あんた、なに考えとるんじゃ!」「無能!」「へたくそー!」とずっと叫んでおり、優雅にテレビどころではありませんでした。 ずっと、隅田川花火大会は某テレビ局の独占放送です。ならば、もっと自覚を持って放送しなさい!この番組を見る人は何を望んで見ているのか考えなさい。・・・です。バラエティー性は望んでいませんよ。花火が見たいんです。 だいたい、花火とは下から見上げるものです。大玉の花火の絶好の位置は300〜400m離れたところからが美しいと言われています。それは花火の全景が目に1度に入ってくるからです。その大きさが花火の醍醐味です。 ところが!ナンダイ!!最近の放送は!昨年もそうでしたが・・・。 まず、ヘリコプターで上から?馬鹿じゃないの?花火は下から見るように作られているのだから上から見たってしょうがないんだよって。上から見たらどう見えるかっていう実験番組かいな?それは科学番組でやりなさい。 次にアップにするなって!全景を見て初めて花火は見えるのです。アップにして何が面白い?煙ばかりでしょ。しかも派手に盛り上がる時に限ってアップのカメラに切り替える。馬鹿か! まだあります。構図のとり方のヘタなこと!全景を撮るカメラの位置が低い!だから1番上の花の頂上が欠ける!もう少し上だって!川に浮かぶ屋形船の絵を入れるのはいいですが、もう少し上だって!そうしてもちゃんと屋形船写るからお願いだから上げて! どうしようもないのが、出演者を写すこと。花火が上がって花火の絵が映っているといきなりそれを見ているゲストのアップがドーン! タレントがメシ食ってるとことか、屋上で皆で集まってまーすとか、何で津軽三味線弾くわけ?とか、訳のわかんない浴衣来た女の子が訳のわかんないことしゃべって、それがアップで映ってんの?後ろの花火はどこ行ったの?タレントの背中越しに花火映すなって!邪魔邪魔!! そういうのは全部いらないの!楽しんでいることとか楽しそうとか、ましてやバラエティーなんかどうでもいいんだよね。 花火を見たいんだよ!だから花火大会なんでしょ? そういう番組の主旨でこの番組独占しているのだったら、番組のタイトル変えて欲しいよね。
あー、すっきりした。 毎年毎年腹が立つのですが、今回はさらにひどかったですね。ホント!某テレビ局に苦情の電話入れようかと思いました。 このセンスのなさ、何とかしてくださいよ。ねー、ディレクターさん、カメラマンさん。プロデューサーさん、何なの?みなさーん、センス磨いてくださいよ。お願いですから!
いっそのこと、全体が見える固定カメラ1台で、そのままにしておいていただけませんか?そのほうがずっといい画がとれ、皆も満足すると思いますよ。実際、この番組に対する苦情も多いと聞きます。某テレビ局さん、考えてくださいな。そんなにバラエティー性で視聴率取りたいですか?だからいい視聴率取れないんです。
テレビというメディアが今どうしようもない時期かかっているということを実感した番組でした。 異論反論大歓迎!あたしゃ打って立ちますよ!ええーい!こちトラ江戸っ子だい!(今は違うとこに住んでますが・・・、ちょっと情けない・・)
|
|
|