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2005/08/13(土) お盆
今日はお盆の入り。
お盆は先祖をはじめとする亡くなった方々が家に戻ってくる日です。
お盆は、正式には盂(宇)蘭盆会(うらぼんえ)と言います。これは仏教用語のほとんどに使われているサンスクリット語です。これが「お盆」になったわけですが、まだまだ「うらぼん」と言うところもあります。(従って「うらぼん」に対して「おもてぼん」があるわけではありません)

お盆の習慣(儀式)にはいろいろなものがあります。

その年に最初のお盆を迎える方がいる場合は、飾りつけなども多く行うことが一般的です。俗に「にいぼん」「あらぼん」とか言いますが、同じことで「新盆」なのです。
この新盆を迎えるにあたっては、いつ亡くなった時から新盆となるのかは、宗派によって多少違うようですが、一般的には納骨の儀が行われる49日が、8月13日より前に行われるとその年が新盆、それを過ぎてしまうと翌年が新盆になるようです。

その他、儀式としては、お墓まで迎えに行く、玄関先で迎え火を焚く、仏壇には乗って来て帰る時にも使う胡瓜や茄子を馬に見立てたものや藁で作った馬を供えたり、燈籠を飾ったり。
中には新盆の年には、盛大に行う(例えば、特別なちょうちんを下げたり、燈籠をその人のために増やす、夜通し供養するなど)、特別なことをすることが多いようです。当然、その日には、個人を偲んでたくさんの方もいらっしゃいますし。

こういう習慣って大事です。実際には見たこともない、あの世とか言う世界のことですが、なんか大事にしたいです。
そういう意味で残されている言葉はたくさんあります。
例えば、「お彼岸」。彼岸とはあちらの岸、つまり亡くなった人たちがいる楽しい世界のこと。それに対してこちらの岸、つまり現世は「此岸(しがん)」と言います。
また、ことわざに「袖摺りあうも、たしょうの縁」というのがありますが、この中の「たしょう」を「多少」と思っている人は多いのではないでしょうか。「たしょう」とは「他生」と書きます。他で生きている、つまりあの世のことです。現世で袖が触れ合ったくらいの小さな縁でもあの世ではちゃんとした縁に繋がっているのですよ、という教えなのです。

お盆、いろいろなことに思いを寄せます。
私の祖父、祖母は東京人でしたので先月お盆は済ませましたが、今日からはお盆、2回目です。いいじゃないですか、何回帰ってきたって。ずっといてほしいですもの。


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