|
2005/08/09(火)
ディスカバリー号無事帰還おめでとう!
|
|
|
ディスカバリーが戻ってきました。 無事に戻ってきました。 いやいや良かった!3年前はなんと帰還する上空、しかも皆が見ている前での爆発でしたし、今回もいろいろな問題抱えつつの帰還。一部研究者は、無事に着かないと言っていたほどですから、この喜びは大きいことでしょう。
生中継をCNNで見ておりましたが、なかなかすごい! アポロの時代から今もそうですが、大気圏に突入するとそこを抜けるまでの間、どうしても通信が途絶えてしまいます。その間3〜5分。ここが緊張の一瞬です。 みごと大気圏を抜け、戻ってきました。 驚くべきことに大気圏を抜けるとディスカバリーはコンピュータや通信の誘導ではなく、自分で操縦して降りてきます。ついでにいうとディスカバリーには地球上での推進装置がありませんのでグライダーと一緒です。 通常グライダーは機体が細く、それに対して期待よりもずっと長く、多くの体積を持った翼がありますが、ディスカバリーはそうではありません。従って大気圏を抜け、地上からぽつんと確認できた時からずーと下に下りてくる速さは音速の数倍の速さで落ちてきます。この段階では滑空ではないですよね。 しかし、やがて空気抵抗と航空力学によって飛ぶ感覚で降りてきます。 最後の着陸ですが、ドスンという音がするようです。ブレーキなどという生やさしいものでは止まりませんからパラシュートも併用します。 あー、無事着陸! でもすぐには降りられません。大気圏で1600度にまでなった機体の表面は地上に着いた時にもそう簡単には冷えず、まだ1300度はあるので、30分以上冷えるのを待ちます。 この時クルーはどんな気持ちなのでしょうか。
ともかく無事でした!おめでとうです!
今日の伝票整理付かずも1つ載せました。ご覧ください。
|
|
|