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2005/09/22(木)
墓参り
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今日は曇で涼しめの1日。このくらいだと楽でいいに・・・。 そんな中、昼間の時間をちょっと割いて、墓参りに行ってきました。残念ながら父方の方(以前書いたことがある任侠道の祖父が眠っています)にしか行けなかったのですが、なぜか落ち着く墓です。 とても整然としていて、いつ行っても綺麗に掃除をしてくれている寺のご住職さまには感謝です。 寺に着き、名前をつげるとご住職さまは、「お父様はその後いかがですか?」と気遣ってくれます。当たり前と言えば当たり前なのですが、檀家の家族構成や今の状況などを1軒1軒把握され、名前を言えばすぐにその話題に入れるということはすばらしいことだと思います、と同時にありがたいことだなーと思います。 私がお線香をお願いしている間に次の方がいらして同じようにその家の方のお話をされていましたから、我家だけが特別なのではないでしょう。
お墓参りの恒例は、お花を持参するのはもちろんですが、日本酒を1本(といってもいわゆるワンカップ○○というやつですが)、必ず持参します。日本酒が好きな人でしたから。 それを墓前に供え、やがてふたを開けて一緒にいただきます。 さらにタバコも大好きな人でしたから、1本火をつけ、お線香の横に置き、私も1服〜。 秋風に吹かれながらタバコを一緒に吸って、乾杯して一緒に飲んで(ほんの一口ですが・・・)、なぜかとてもこの瞬間が落ち着くのです。椅子でもあったらずっと居てしまいそうです。 考えてみると、祖父とは一緒に飲むことが出来ませんでしたから余計にそう思うのかもしれません。 我家の墓は古いのもです。今日あらためて墓石を良く見てみると、歴史の教科書のような非常に古い年号が書いてあります。明治とい時代が新しい部類に入るほどの年号です。私が知っている年号としては「寛永」しかありませんでしたが、その前に4つほど書かれていました。 それを見てまたなぜか落ち着いたりしていました。
帰りがけ、最近は下町でもほとんど見られなくなった「きび団子」を売る屋台のおじいさんに出会いました。そうそう、お墓参りに来るとよく見かける人です。都内ではもう自分くらいしかいないとのこと。今日はその後の予定があったので買うことはしませんでしたが、そういうものもいつまでも残しておいてほしいものです。 あっ?なんできび団子ってあんなに小さいのでしょうね・・・?
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