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2005/09/04(日) 台風?江の島は大丈夫?
西日本には、台風が近づいて来ています。沖縄のほうではすでに台風です。
今日、雨が降りますよ〜と聞いていたのですが、そんな様子もなく、でも夕方に近づくにつれてだんだん蒸し暑くなってきて、ついに夜半、ドバーっと雨が降ってきました。
明日もこんな天気とか・・・。
今週末に江の島でオペラの公演の照明のお仕事があり、これは雨が心配!台風が来たらどうしようかと真剣に悩んでおりましたら、今週の予報で天気は大丈夫なようです。
なぜ、そんなに心配かと言いますと、会場に行けなくなってしまうからです。
ご存知の方も多いかと思いますが、江の島は当たり前ですが、島です。その島に行くのに海の上を渡る橋を通らなければなりません。しかし、台風が来たり、あまりにも風が強く、波がかかるようでは通行止めになるとか。
そうなると、公演自体も出来ませんし、まず、現場まで行けません。もしかしたら行っても帰れないかもしれない・・・。
そんな心配がなさそうなのでちょっと安心しました。

江の島といえば、大昔は船で渡っていました。そうそう、そこで悲しい転覆事故があり、それが歌にも歌われました。昔の歌ですね。「真白き富士の根(峯)」とか「七里ヶ浜の哀歌」と言う曲です。
明治も終わり頃、江の島にいる先生の見舞いに行こうと当時の逗子開成中学の学生12名(15〜23歳)は、悪天候の中、消防士が止めるのも聞かず、船を漕ぎ出しました。
そして、波にのまれ転覆、全員が帰らぬ人となったわけです。
その死を悼み、追悼式で鎌倉女学校の生徒によってこの歌が歌われました。作詞者は三角鈴子。当時、同女子学校の教諭でした。作曲は、日本人ではありません。当時、この女学校で「夢の外(ほか)」という題名で人気のあったアメリカの賛美歌が使われたため、ジェレマイア・インガルスとなっています。
この曲は、その後大正時代に「演歌(バイオリン演歌)」として非常にヒットし、またメロディも短調に移されるなど、手を加えられたようです。
最近ではあまりなじみのない曲のようですが、古い方ならご存知でしょう。そんな曲誕生話を思い出しながらこの曲を聞くと、思わず涙が出てきてしまいます。
「真白き富士の根 緑の江の島 仰ぎ見るも今は涙
 帰らぬ十二の雄々しきみ霊に 捧げまつる胸と心〜以下6番まであります。


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