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2006/10/04(水)
昔の人は偉かった
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曇りのち深夜雨・・・。多分。昼間の天気はわかりません。 今日は都内某ホテルにて、照明会社O.Oさんのお仕事で一日中おりましたので。
最近、いろいろなことを考えます(以前は考えていなかったわけではないのですが)。というより、考える歳になったのでしょうか。 特に最近よく心に出てくる言葉が、「人間万事塞翁が馬」。 その意味はあえて説明する必要もないでしょう。 なぜか、その言葉が思い浮かびます。 漢文なんてなんでレ点とか読み方が逆になったりするんだ〜とか面倒だったのですが、今にして思えば、そう嫌いでもなかったような。なぜならば、以前も書きましたが、お寺が結構好きです。そこにはそういう言葉が書かれていることが多いので、なんとなく興味を持ったのでしょう。 この言葉、当初は「塞翁」の意味がわからず、やがてその意味を知ると「翁」の意味がわかるわけで、そうなると古文も読みやすくなります。そこから発展して、「昔話」なるものがそういう古文や漢文から発しているものもあるということを知り、その場所にも行ったりして・・・(さすがに中国までは行きませんが)。 そうなると、食べ物でいえば「食べ合わせ」とか食事の中での定番の付け合せとか、文化で言えば習慣とか、科学的にもなんにも立証されていない時代なのにちゃんと今になって立証されていることが多いという事に気付き、過去の人たちの作ったまさに文化というものの偉大さに驚かされるわけです。 今では、これらを古人の知恵などと言っていますが、かなりの確立で当たっていますし、ちゃんと理由付けが出来ます。 昔の人は偉い! アメリカやヨーロッパでは、このあたりのことがかなり見直されていて、それがゆえに日本ブームにもなっています。 なのに肝心な本国、日本ではそうでもなかったりして・・・。 そこが悲しいところですね。
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