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2006/12/07(木)
乾燥してます。ゴホゴホ・・・
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晴れです。が、寒いです。と毎日書いていますが、ほんとに日に日に寒くなります。
と、同時にこのところ乾燥が激しく、喉というか気管がむせる感じになります。乾燥するといつもそうです。喉の奥では、なにか声帯がぺタッとくっつくっような感じです。 どうも乾燥は苦手です。 エアコンも嫌なのですが、寒いので仕方ないです。加湿器をつけるとそうでもないので、やはり乾燥のせいでしょう。
以前にも書きましたが、昔は石油ストーブでした。 これは石油を燃やして暖をとるのですが(当たり前)、石油は燃やすと同時に空気中に水分が出ます。なのである程度湿度も得られます。さらにストーブの上にヤカンを乗せてお湯を沸かしてました。これが良かったのですが、今はそうではありません。 空気が乾燥しているので、エアコンではますます乾燥させますし、空気を汚さないオイルヒーターでも湿度は補えません。 う〜ん、こまった・・・・
昔、アメリカのデンバーに行った時のこと。 11月の中旬でした。 泊まったホテルには、保湿用のクリームや今でいうヒアルロン酸みたいな乳液が必ず置いてあります。それまでは見たことのないアメニティーグッズ。聞いてみると、デンバーはあまりにも乾燥するので宿泊客がこまらないようにとの配慮から置いてあるそうです。実際に使用してしまいました。だって、11月ですでに湿度は5%前後。その後、真冬では0%の日が続くそうです。もっとも雪が降り始めると湿度も上がるので少々楽とか。でもエアコン全開ですからね。 朝8時頃、表に出ると0度以下。11月なのに0度以下ですよ〜。乾燥しきってます。 この街の面白いのは、雪の季節には、たくさんの雪で埋もれます。ビルの上に雪が積もらないように、ビルの先端が三角にとんがっています。でもその下を歩いている人の上に、どさっと落ちてこないのでしょうか・・・。 デンバーはとてもいい街でした(乾燥以外は)。歴史を大切にし、現在との共有を図っています。ちょうど、私が行った時は、日本のT京大学デンバー校が出来、そこには日本人しか受け入れないと発表したため、当時の秘密結社KKKによる襲撃などもあり、ちょっとものものしい時期だったのですが、全然平気で早朝から街中を歩いていました。 古い古い(100年以上経っている)教会を取り囲みながら建設された現代的なビル(この表現は難しいのですが、このビルは40階建てくらいあります。ビルの中に教会があるのではなく、教会そのものをビルが取り囲んでいる状態です。従って、教会はそのビルにより風化、雨、雪による影響が少なくなります。10階までの吹き抜け(前方だけは開いている)の中に古い教会があるビルと考えてください。)、居住区には1800年代の家が立ち並ぶ、近代的なビルはにょきにょき建っているのに、その間に古い建造物が、なんら違和感なく建ってそのまま共存している・・・。 日本はそうしないケースが多々あります。新しい形に変え、せいぜい、その古いものの一部を再現する程度です。デンバーはちがいました。古いものは古いものとしてそのまま、そこにあるのです。 同様に乾燥の街、シアトルもそうです。 帰りに寄った最後のアメリカの街です。 まるでおとぎの国のような外装のシアトル。 第2次世界大戦後、初めて日本人を受け入れた街シアトル。 そのため、かつて、アメリカに入国するためにはシアトル経由でしか行けませんでした。たとえ、ハワイでも。 シアトルもいい街です。特に日本人にとっては。 空港は英語表記の下に必ず日本語表記があります。アナウンスも日本語でしてくれます。そのくらい、日本人の観光客を・・・という考え方もあるでしょうが・・・。
おおーっと、乾燥の話から飛んでいってしまいましたね。 乾燥を恐れず、冬のシアトル、デンバーに行かれる際は、ぜひ保湿剤を!
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