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2006/04/20(木)
最近多い現象
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なんと言ったらよい天気でしょうか。まず強風。雨時々曇り時々晴れの繰り返し。気温高し。夜気温急激に下がる。 今年の春は変な天気です。 強風のために高架が多い電車等に遅れや運休が出ました。安全対策ですね。例の新幹線地震で脱線事故から神経質になっているようです。 そんな中、なぜか雨に濡れませんでした。電車に乗ると雨ザーザー、駅について外に出ると止んでくれる。建物の中に入ると降る。その繰り返し。ラッキーです。久々の晴れ男です!
今日、あらためて思いました。独り言を言う人が非常に増えている。しかも若い人から年配者まで。 電車に乗り込んできた新入社員風の若者。なぜか車内をきょろきょろ見回し「まあ、いいか〜」と結構大きな声で独り言。何がいいのかな〜? コンビニでペットボトルのお茶を選んでいる時、隣にいたおじさんが突然解説を開始。それも独り言。「う〜ん、これは新発売でまだ飲んでないし、いやいや、こっちは結構うまいんだよな〜。これはこれでいいし、これはまずいから駄目だし・・・」って何なの? 若いサラリーマンが電車内でずっとブツブツ独り言。「うん、これはまずいな。・・・でもこの線でいくか〜、いやいや駄目駄目・・・」何かが頭の中で回っているんでしょうね。 こんな現象が多いのは、日頃のコミュニケーションが足りていないためなのではないかと真剣に考えてしまいました。ゲームやパソコン、メール、家庭内、単身赴任、核家族化などなど、以前あった普通のコミュニケーション、つまり会話不足。そのた自分自身での自分との会話になり、それが自然と口から出てしまうのではないでしょうか。そういう人に限って人と話すことが苦手になっていたり、文章も変な文章だったり、メールなんか主語もない状態だったり。 別の話ですが、最近の若者のニート化やフリーター化、さらに就職してもすぐに辞めてしまうことなども共通しているのではないかと、とある学校の先生と話しました。自分を取り巻く環境が、例えば、自然を相手に汗水流して働く喜びを持っている人たちばかりだったら、何にも疑問を持たずに必死に働き、そこから得るものの大きさを実感するでしょう。しかし、そういう環境化はすくなく、自分の家庭を見るといつも遅くなってみんなが寝静まる頃に帰ってきては一人で寂しそうにご飯を食べる父親の姿、両親の会話といえば給料が少ないとか毎晩遅いとかの話で、少しも前向きでない。自分が相談しようものなら「好きにしなさい」で終わる。まさに環境内におけるコミュニケーション不足です。家庭がない状態です。 玄関先の靴の脱ぎ方でわかるとよく言いますが、すでにこれに期待することは出来ません。「靴を揃えましょう」と張り紙をしても誰も守りません。なぜならば「靴を揃える」ということがどういうことなのかを知らないからです。家庭内での躾は、もうほとんどなくなっています。家庭がない状態です。
もちろんすべての人たちがそうではありませんが、多くなっていることは確かです。 この先さらに深い話になっていくわけですが、文面が限られているのでこれでおしまい。
そういう環境にはしたくない、しないでくださいね。と、今日はいたってまじめな話題でした。
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