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2006/08/14(月)
靖国参拝問題
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晴れです。でも午前中突然の雨がザーザーザー。 その後、また晴れました。
今日は、朝から東京都内や浦安市内の広い地域で停電が発生。 送電線にクレーンが引っかかり、損傷を起こしたための送電ストップが原因とか。 送電線は、送電所からずーっとずーっと送電線によって末端まで繋がっているのですが、もちろん大きな電気のまま末端まで行き渡っているわけではなく、途中で変電所を設けて分岐しているわけです。 今日の事故のあった送電線は大元の送電所から1度変電所を通っただけのいわば2番目に太い送電線。つまりそこから先の電気が一切使用できなくなったために広範囲に及ぶ停電となったわけです。 どこかのニュースで言っていましたが、ライフラインの1つと言える電気。このような大元に近い部分をちょっと怪我させるだけで麻痺するわけで、電気に大きく頼っている現代社会では、ここを狙うテロもありえる話です。 私も一瞬、テロかと思いましたもの。
さて、明日は終戦記念日。なぜ記念日というのかよくわかりませんが、そういう日です。 そこで靖国問題が話題となっています。 問題は現総理大臣が公人として参拝することで、世界からもいろいろな批判もあります。 簡単に解決できる問題ではありません。難しい問題です。 靖国で逢おう!を合言葉として戦地で倒れていった人たち。 問題は、ここにA級戦犯が同じにして祀られていることです。 ご存知の通りA級戦犯(B,C級戦犯ももちろんあります)は、戦争を誘発し、さらにそのような悲惨な状況へ導いた人 たちです。あの世界で初めてといわれる、自らの命を武器にするという特攻隊を考え、それを実行してきた人たちです。わざわざ敵にやられるために3000人以上の人を乗せ戦艦大和で出航させた人たちです。 この戦争は誰がどんな目的で考え、実行しているのだろうか・・・そんな考えはみな持っていても口には出せません。そんな時代を作った人は誰だったのでしょうか。国民が望んでいたことだったのでしょうか・・・。 やはり、その罪は罪でしょう。 しかしながら、時代という恐ろしく、とてつもない大きな渦の中でそうせざるを得なかった人たちでもあり、責任という言葉だけでは片付けられないところもありましょう。
これを今のテロに重ね合わせるとどうでしょうか。 アルカイダ組織の上層部はまさにA級戦犯です。しかし、彼らを許す考え方にはなりません。
私達は、過去の戦争の責任者を問うことではなく、これからの日本や世界において、そういうことが起こらないようにしなければならないのです。
まったく話題はずれますが、今日TVで、自民党のある議員が変なことを言っていました。靖国参拝を昭和天皇が途中からしなくなったあのメモの一件についての話から平成天皇が云々と。 平成天皇という言い方は一般的ではありません。学術的に間違いではないとする節もありますが、一般には今上天皇が正しく、最近では陛下もしくは天皇陛下という呼称を使います。 そういうことをTVであっけらかんと言ってしまう政治家に靖国問題を、また日本の将来を語ってほしくないですね。。。と痛切に感じました。
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