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2007/10/02(火)
マツタケ
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雨のち曇り、時々晴れ。 すっかり、秋の空気に慣れてきました。 当たり前ですよね、10月ですものね。
秋といえば、味覚の秋とか読書の秋とか芸術の秋とか、いろいろ言われます。 不思議と四季の中では、秋だけがそういった言われ方をします。きっと活動的な夏を終え、冬支度の前のちょっとした落ち着いた時間なのでしょうね。 味覚といえば、今年は我が家は梨が大量発生(失礼しました。いただき物です)のお話は以前に書きましたが、今日、大きな梨を2つ、またいただきました。2箱ではないのでホッとしています(これもさらに失礼な!)。 レストランをはじめとする外食系では、さっそくどこも「マツタケ」オンパレード。「マツタケ御膳」「マツタケの○○」、ついに「マツタケのスイーツ」まで登場とか。値段の安い、ファミリーレストランでもどんどん出ています。当然お値段がお値段ですから、そういったお店のマツタケは国産ではないのでしょうが、香りはしっかりとします。もちろん、香料ですが。 が、私なぞ、本当の本物、国産の良いマツタケというものは、おそらく1度くらいしか食べたことがありません。インスタントのマツタケの味のお吸い物が結構好きな人間です。そんな私にそれらが国産か否かなぞ、わかるはずもなく、別にそれがどこ産でもあまりこだわることもなく、むしろ食べられることや香りを楽しむことに精一杯なわけです。 まあ、そんな人の方が、ずっと幸せなのかなとも思ってしまいます。
旅館や料亭でもマツタケ料理、特に炊き込みご飯や土瓶蒸し、吸い物には、香料を使っているとか。そうしないとそこまでの香りが出ないそうで、もちろんその香料の量にもよりますが、ほんの隠し味程度に使うと良いそうです。 ご家庭でもマツタケご飯の際、市販のマツタケのお吸い物の素を一袋入れると、それだけで一流料亭の味になると、一流料亭の板前さんが伝えていましたっけ。我が家ではそれ以来、中身は市販の安いマツタケ(入り・・・ほんの少量)ご飯の素にさらにお吸い物の素を加えて、楽しんでおります。
本物に触れることは、非常に大事なことなのですが、それを理解した上で満足することも大事なことですね。あくまで、それを理解した上での話ですが。
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