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2007/11/05(月)
もうじき七五三
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晴れのち曇り。夜になり雨。 曇りになってから寒くなりました。
来週15日は七五三。すでにこの土日に行なった家庭もあるようです。そんな会話が聞こえてきました。 七五三といえと言えば、千歳飴。そういえば、10月の終わり頃からスーパーでも売っていました。 紅白の長い棒状の飴。本物の千歳飴?とは別にペコちゃんの絵の入ったミルキー千歳飴で育った人も多いはず。期間限定商品でしたが、この間見たミルキー千歳飴、昔よりも長さが短くなっているような気がしました。 確かに、あれを1本食べきるにはかなりの努力が必要です。ならば、1本に見えて途中で何箇所か分断されていればいいとも思うのですが、やはり1本ものでないと千歳飴にはならないのでしょう。 本物?の方は、さらし飴っぽい感じで、そちらの方が好きでした。でも、同じく1本まるまる食べきることは無理・・・。
七五三は、大人になるための儀式と成長を願う儀式が混ざり合ったものらしい。特に七歳の時には、この日から大人用の着物に変えたり、下着を大人と同じものをつけたりする風習があると・・・。そういえば、女の子は七五三の時にはお化粧するというのは、こういう意味があったのですね。(なんでも地方によっては男の子も化粧をするとか)
なんで3歳、7歳が女の子で、男の子は5歳?と思ったら、昔は乳幼児が成人するまでの生存率はきわめて低かったため、乳幼児の生存を祝う節目としての七五三があり、医療技術が発達していなかったせいもあり、男の子の方が生存率が低かったせいであるとの説があります。 また、7歳の時には、女の子だけではなく、もともとは男の子にとっても大事な日(先の大人の着物や下着をつけ始める日)であったらしいので、3歳が女の子、5歳が男の子、7歳は男女というのが正しいのかな? そうそう、一部の地域では、七五三を結婚披露宴のようなお披露目をするところもあるとか。
問題の千歳飴(ミルキーではない方)ですが、この元はなんと江戸時代の元禄・宝永の頃、浅草の飴売りが始めたというから歴史はかなり古いですね。 当然、当時は手作りで、しかも砂糖がたくさん入っているので高価なものだったのでしょう。 長寿を願ったものなので長く細くの形状。だから最初から途中で割れていたりしちゃいけないわけです。 飴を製造した後、神社で御祓いをしてもらったものを市販していたらしく、今でもそうしているところもあるとか。 なんでも地方によって千歳飴は製造方法や形状が異なるらしいです。
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