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2007/02/08(木)
焼酎を楽しむ
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晴れです。昨日は晴れていても風が強く、冷たく・・・ でも今日は穏やかで暖かです。
夕べ、憧れの焼酎を飲みました。と言っても銘柄ではありません。飲み方です。 芋焼酎の本場(?)、鹿児島の飲み方です。 この飲み方は以前から聞いており、ぜひ一度やってみたいと思っていたのですが、なかなかその機会に恵まれず・・・。ようやく昨日体験!いいんです、これが。 これは、絶対に買うぞ!
さて、それは・・・
黒千代香(くろじょか、くろぢょか)という器をご存知でしょうか?これは焼酎を飲むための容器です。 ちょうどマツタケの土瓶蒸のあの陶器をもっと平べったくしたようなもので、蓋もついていて、直火にかけられるものです。 黒千代香とか千代香と言われますが、大体が黒っぽい色で下は直火にかけられるように素焼きです。内側はちゃんと防水加工です。 この容器で飲むためには前の晩からの準備が必要です。 まず、焼酎とおいしい水とを5:5(夕べ飲んだのは6:4)でなにかの容器もしくは黒千代香に入れます。一晩寝かせます。ここが大事です!翌日飲む酒を前の晩に「仕込む」わけです。なんともスローライフではありませんか。 いよいよ飲む時、直火にかけますが、限りなくゆっくり静かに。弱い炭火でゆっくりが最高とされています。 そして人肌に温めた(好みに熱くてもOKですよね?)ものを、黒千代香と対になっているぐい飲みに注ぎ、飲むのであります。 うわさに聞いていた通り、最高にいいのです。 まず、雰囲気がよい。そして香りがよい。さらには味がよい。なんと言っても酔い方がよい。 静かにゆっくりと飲んでいたい、そして静かにゆっくりと酔っていく。そんな感じです。 これが、本来の鹿児島の芋焼酎の飲み方だそうです。
最初飲んだ際、ちょっと薄いな〜なんて思いました。でも結果それが良いようです。 なんでもあの黒千代香の形に秘密があるのだとか。 鍋に入れて、ガスで一気に!って温めてもだめでしょうね。
あ〜、こりゃ買わなくちゃな〜。でも結構言い値段するんですよね。
ぜひ、お試しください。
電子レンジでチン!では絶対に味わえない味だそうです。
黒千代香がなくとも何かで代用しましょうか。 お銚子に入れてもいいかも(湯煎で)。 とにかく、ゆっくり、なんでもゆっくりがポイントのようです。 ぜひ、お試しを!
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