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2007/03/03(土)
雛祭り
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晴れです。午前中はちょっと曇っていましたが、午後から晴れです。
今日は雛祭り。 雛人形は、いずこへ?すっかりどこかに仕舞われてしまったままの雛人形があるのでは? なんでも1年に1回は出して欲しいと、奥の方でないているそうですよ〜〜〜〜。おお〜、こわ〜〜〜。
さて、雛人形といえば、お内裏様とお雛様。 お内裏様、つまり内裏=天皇が住み、仕事をする場所のことです。従って、お内裏様とは、天皇のことですね。となるとお雛様は皇后ということになります。 今、お内裏様は向かって左、お雛様は向かって右。 この並びは結婚式でも同じです。 が、実はもともとは逆です。 なぜならば、お内裏様が下座のわけがない。 向かって右が上座です。 上座=神座。上座は東にあります。太陽が昇る場所は神様のいる場所。だから東が上座(神座)。逆の西が下座になります。従って西というのはよくない方角でもあります。「西に送る」という言葉がありますが(一般的に使われませんが)、「あの世に送る」という意味です。 式典でも、舞台に向かって右に偉い人や来賓。左に身内となります。 式典では、今でも変わりはありませんが、結婚式や雛人形が逆の並び順になったのは、戦後からです。 第二次世界大戦が終わり、日本がGHQによる統治を行われた際の政策の1つです。当時、神道に関することを禁じ、それを根絶しようとした所以です。 ですから、戦前の雛人形の写真などを見ると、今とは逆に並んでいます。
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