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2008/02/07(木) 葬儀
晴れです。
雪であった昨日とは打って変わっての快晴。雲がありません。
やはり、雪の翌日は快晴?

祖母の昨夜の通夜〜今日の葬儀と無事終了しました。
御歳96歳。6〜7年前、大腿骨を骨折し、手術にて人工骨を入れていましたが、歩けなくなったもののボケるでもなし・・・。病院には入院していたのですが、死因はいわゆる、老衰による自然死だったそうです。
まったく、眠った状態で、そのまま静かに逝きました。
まさに天寿を全うしたと言ってもよいでしょう。

年齢が年齢だけに、弔問客も高齢者が多く、その方々からのお話を聞くと在りし日が偲ばれます。

今回、珍しかったことは、それだけの高齢であったにもかかわらず、残ったお骨には顎、眼の下、耳、のどぼとけがしっかりと残っていたことです。
そして、早く元気になるようにと曾孫が一人で千羽の鶴を折って捧げたものを一緒に納棺したのですが、その鶴が7羽、しっかり残っていました。
本当の大きさよりもかなり小さくはなっていましたが、ちゃんとした折鶴です。それが真っ白で残っていたのです。
斎場の方の話では、たまにあるそうです。たとえば、本などは残りやすいそうです。
紙で作られたものが焼かれた後もまるでお骨を守るかのように残っているとは。・・・科学では解明されない、何かがあるのかと思いました(実際は、なぜ残ることがあるのかは、わかったのですが、本人の思いがこうさせたのだと思いたい・・・)。
最後に良いものを見た気がします。
最近の新しい斎場には、煙突がないことにも驚きです。浄化されて、ダクトから排気のように外に流しているようです。

僧侶と話をしていていろいろと教えてくださったのですが、お線香はもともとはお香の形であって、あの香りは仏様に香りを楽しんでもらうためのものだったことや、それが高価だったので香料の安いものや自然のものを使い細長くしたものが今のお線香であること、よく焼香の際、3回行いますが、あれは1回は故人のため、1回は仏様に、1回は自分自身のため(焼香を行う場面によってはご先祖のため)ということだそうで、ただ、時間短縮などによっては1回でということもあるのですが、心がこもっていれば回数は問題ではないそうです。
通夜の読経後の説法では、通夜のお経、葬儀のお経の意味を話たり、斎場での待ち時間には、お線香の話やあの場面でなぜそういうことをしたのかとか、焼き終わった後にはこういうことをするのだが、それはこういう意味があるなどなど、とてもわかりやすく、気さくに話をしてくださいました。
先日の叔父の納骨の際には、僧侶が戒名の意味を教えてくださいましたが、このところそういう場面でそのような話を聞く機会が多く、まさにありがたいお話です。

今頃は、35年前に先に旅立った祖父と、あちらの世界で冷酒をコップで飲む準備などしていることでしょう。


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