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2008/04/19(土)
株分けせねば
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曇り時々雨。 まだちょっと雨が残っていた1日。
3日前からの雨にも負けず、今朝見るといつの間にかつつじがたくさん咲いています。雨の前の日にはまだつぼみだったのに。 あら?こんなに早かったっけ? 明日は晴れそうなので、明日写真撮ってご覧にいれます。ピンクと白の2色咲きの変わったつつじです。1本の木からその2色の花や白地にピンクが混ざったものなどが咲きます。こうご期待! ・・・でも高かった霧島つつじは咲く気配がありません。去年も数えるほどしか花がつかず、よっぽど育て方が悪いのか・・・日当たりか・・・買ったときにそのつつじ屋さんがいう最適な場所に植えたんですがね〜。
今日は昼から夜までの長い会議だったんですが、家に帰ると君子蘭の残り1本の茎の花も落ち、いよいよ今年の花の終わりです。明日根元からぽきっと折ってあげましょう。 上手な方は折らずにそこから種を取って育てるそうですが、以外と君子蘭は増えるので、もうこれ以上はいらないかな?すでに3軒におすそ分けもしてるし・・・。 置くところがない・・・
・・・といえば、「おもと」もそうなんです。 これが大変!去年株分けしなかったせいもあり、今年は根が張りすぎて鉢が割れたり、限界です!って声が聞こえそうです。 そこで株分けなのですが、この間株の数を数えたら、植木鉢を20個は用意しなければならない計算。 猫の額庭のあいているスペースに地植えにしてもたかが知れてるし・・・、もともとこのおもとは亡くなったおばあちゃんが大切に育てていたもので、その中でも一番のお気に入りを貰ったものだし・・・ どなたか欲しい方はぜひ!・・・どうやって送るのだろうか・・・
彼らの名誉のために・・・「おもと」は「万年青」と書きます。 実はおもとは江戸時代から観賞用、縁起ものとして珍重されてきた植物です。今でも引っ越しや新築の際におもとを植える習慣があります。これは徳川家康は江戸城に入った際に床の間に飾ったことがもとと言われ、それゆえに庭に万年青を植えると災難を防ぎ万年も家が栄えつづけるといわれています。四季を通じて緑を保ち大きな葉が冬の寒さから赤い実を守り、何年も青々として子を増やし続け繁栄するからです。 種類は豊富。いろいろな研究は江戸時代から始まっています。おもに葉っぱの形状の改良型ですが、作者名が付いているものがあるほどですから・・・。 当時はそうとうに珍重されています。現在もおもと専門の品評会があるそうです。 そうなると値段もとんでもありません。また、そこまで行くと鉢にもこだわりが・・・。じつはおもと用の鉢があります。信楽焼の5万円の鉢なんていうもの見たことがあります。 もともと自然のものは山の木の根の近くに生えているものです。山までいかなくともちょっとした森や林でも見ることができます。そのため大変強く、繁殖力も大きい。それゆえに家のおもとを枯らす様だと家もダメになると言われるのでしょう。 我が家のおもとはそんな名のあるものでもなんでもなく、普通のものです。でもほんと!元気です。雪が降り積もっても全然平気でたぶん半分凍ってしまっているのでしょうが、それでも青々してます。 なので、下手な株分けでも何でもどんどん増えていきます。 手軽に緑を楽しみたい方にはとっておきの一品です。 どなたか、お嫁入りさせてくれない?
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