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2008/05/11(日)
酒とバラの日々
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雨のち晴れ。寒い2日間でしたが、午後雨が上がり、夕方から晴れてきました。
この春、なぜか薔薇たちが病気です。どうも病気です。 これまで、それほどでもなかったのに・・・今年はどういう訳か病気にかかっています。 薔薇の大敵、黒星病とうどんこ病。やはり、異常な天候のせいでしょうか? 昨日は雨のため、その対応ができず、今日の夕方に行いました。 雑草をとり(この間取ったばかりなのに、またまたいっぱい!)、病気にかかっている葉っぱを取りさり、その後殺菌性のある竹酢液を撒き(でも、これは病気にかかってからではそれほど効果がありません)、2大大敵に効くという薬を2種類散布。 今日1回やっただけではだめそうなので、また今後も撒かなければいけないそうです。
しかし、病気といっても考えてみれば自然の中にいるものはそれなりの影響は受けるもの。この病気について調べていくと、それほど神経質になる必要はないのだと、思いもよらない発言が書かれているサイトを発見! もちろん予防や治療は必要だけど、絶対的にかからない、完璧に治るとかそういうことは不可能で(だって空気伝染のようなものですから)、しかもなったとしてもその後葉っぱが落ち、そののちにはまたしっかりと芽が出て葉が成長し、花が咲くわけで、そういう繰り返しを常にしてきた・・・というようなことが書かれています。 確かに、そうです。これらの病気はひどいときには根までにも菌が進み、根こそぎ枯れてしまい、再生ができないというところが怖いところ・・・とみんな言います。 しかし、絶対になくなりはしないし、かからなくなることなど不可能。であれば、丈夫に育て上げ、多少の病気にも軽症で済むようにしてあげることが本当は大事なこと。 こと、薔薇に関しては、人の手によって大切に管理され、改良されてきただけに、いつの間にやら軟弱な、お坊ちゃん育ちになってしまったわけです。 肥料のあげすぎが実は病気の第一歩ともありました。それもうなずけますね。いつも栄養満点で何不自由なくいれば、ちょっと風が吹いただけでも倒れてしまいます。人間と全く同じこと。 う〜ん、あらためて勉強になったわい。
各種、咲き始めた薔薇たちを紹介していますが、今日のはオーバーナイトセンセーションというミニバラです。ミニバラと言っても通常のミニバラよりも大きな花が咲きます。この薔薇の特徴は香りです。先のダブルデライトもいい香りですが、こちらはもっと甘い香りがします。近くで作業していても香ってきます。 この薔薇は、かつて毛利宇宙飛行士がスペースシャトルで宇宙に行った時に連れていった、初めて宇宙に行った薔薇です。香りの研究材料としてスペースシャトルに乗せられました。宇宙に行ったなんてなんともうらやましい・・・ そんな話題とともに香りと姿を楽しみ、1杯飲んでみましょうか?
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