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2009/01/04(日)
孫とじいちゃん
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晴れです。 正月休みのほとんどが今日で終わるためか、さまざまなところで非常に混雑していました。 道路も結構混んでいたし・・・ といっても、混んでいたという場所は、ホームセンター関係。そこしか行っていないんですが・・・。 それらの関係の場所を今日は、何軒もハシゴです。明日からの子供歌舞伎に使用するちょっとした機材というか部品を探しにスタコラサッサと出かけたのはいいんですが、どこの店も混んでいます。 子どもたちはお年玉をもらったばかりなので、「自分で買う〜〜」とか言って好きなものを買っていますし、暮れの大売出しのようになんだかみんな買いもの。
そんな中で、お昼ごはんを食べようと、フードコートなる複数の店舗が並び、そこで買って好きな席に座ってたべるコーナーへ。通常では考えられない食べ方ができることと、そこそこ有名店が入っているフードコートが多くなっているので、結構気に入っています。たとえば、吉野家の牛丼と博多「ふくちゃん」のラーメンとか、石焼ビビンバとさぬきうどんとか、リンガーハットの長崎ちゃんぽんとペッパーランチのステーキ丼とか・・・・(そういう食べ方をしているから太ったまま・・・。あっ!今日行ったフードコートでこの組み合わせがすべてできるという訳ではありません・・・)。 そこで私が何を食べたかはともかくとして、あるお店で並んでいると後ろに並んだおじいさんとお孫さんの会話が気になりました。 お孫さんは小学校3〜4年生。何を食べるか迷った挙句、お爺さんをひきつれて、ここでいいと言っています。 「私の分は私が自分で払うからじいちゃんはじいちゃんで好きなものを買ってね!」 幼い孫を一人で買いにやらすわけにはいかず、お爺さんは孫のあとについてきて「じいちゃんもここでいいよ」と仕方なさそうに。 孫:「じいちゃんは好きなの食べればいいじゃん(ちょっと優しくない言い方だった。ついて来るなという感じだった)」 爺:「じいちゃんは何でもいいんだよ」 それを見ていたお婆さんが、並んでいる列の向こうから「じいちゃ〜ん、それでいいの?他にもあるんだよ〜〜〜!」と叫ぶ。 爺:(再び)「じいちゃんは何でもいいんだよ」 孫:(再び)「私の分は私が自分で払うからじいちゃんはじいちゃんは自分で払ってね!」 爺:「お金はじいちゃんが払ってあげるから」 孫:「いい!自分で払う!!」 爺:「そう・・・・」 なにか悲しい会話と思ってしまいました。 ひたすら孫を思い、自分が何を食べたいかとかではなく、孫を第一に思うお爺さん。孫はたぶん、お年玉もあり、自分の好きなものを自分で買ってみたいという願望から、その場にいるお爺さんがちょっと邪魔。そして自分のは自分で買うからお爺さんは自分で買ってねという理屈。「今日はじいちゃんの分も買ってあげるからね」って言ったらよかったのに・・・。「じいちゃんもここでいいの?」「じいちゃんは何食べたいの?」って言ったらよかったのに・・・。あ〜〜、残念。 このお爺さんがどことなく、昨年2月に亡くなられた仕事上の恩師ともいえる方にどことなく似ておられたので、余計に悲しく感じてしまいました。
気を取り直して、写真は昨年の暮れに加藤規由さんが携帯に送ってくださった、函館でクリスマスの前に撮った光のオブジェです。 平和な感じがします。 昨日は福島で震度4の地震。今日はニューギニア島で発生したM7を超える2回の地震。 どうか平和でありますように・・・
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