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2006/08/18(金)
母校愛
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今日は県民体1日目。夏の練習を乗り越えた選手からは、確実に強さを感じた。 大会中、私の母校のユニフォームが変わった姿を見て残念に思った。何十年と 続いてきたユニフォームだ、何人ものインターハイ入賞者も輩出している。 私の時代ではなかったが県の高校総体では5連覇を達成している伝統校。 県内公立高校では唯一の女子高校の伝統を誇る母校である。1年生が セパレートのユニフォームで走る姿を見たとき寂しい気持ちになった。 私にも、母校愛がある。教師になったとき、一度は勤めてみたいと 夢に描いた母校。翔南の教師であるけれど、心の中では母校に頑張って 欲しいと思っている。 同じユニフォームを着ているから後輩と思えたのに、、、と寂しかった。 水着のようなユニフォームは時代の流れかもしれない。0.01秒でも 速くという気持ちの表れかもしれない。自分を美しく見せたいと思う気持ちが あるからかもしれない。 大阪インターハイで感じたことは、伝統あるチームは、ユニフォームが変わって いないということだ。 ユニフォームで本当に差があるのならば、私も変えていると思う。しかし、見た目や 少しの違いであるならばチームの象徴・誇り・統一感を大事にしたい。 今年から男子のユニフォームもデザインを同一にした。私は、高校生競技者には もっと別な部分で0.01秒を大切に生活して欲しい。 水着のような肌を露出するユニフォームの弊害もある。カメラの規制のない陸上競技場 ある県では、赤外線カメラを使い盗撮していた人を捕まえたところ一人で1800枚も写真を 取っていたそうだ。 そんなことに未成年のスポーツ選手が巻き込まれているのを、考えただけで同じ女性として ゾッとすることである。 母校は、永遠に母校である、厳しい冬に耐え誰よりも凛とした花を咲かせる白梅精神を 持ち続け、多くの先輩達が心から応援し期待していることを忘れずに競技に取り組んで欲しい。 本当の美しさ、本当の強さを持つ後輩でいて欲しい。
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