ホリマリの「トリ頭」改造日記
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2006/01/17(火) 1.17
昨年末、神戸のメリケンパークにある「神戸港震災メモリアルパーク」に行ってきました。
ここは、被災したメリケン波止場の一部(約60メートル)を震災で壊れたままの状態で保存してあり、誰でも自由に見学出来るようになっています。
現在は補強されているとはいえ、

ひび割れたコンクリートの岸壁。

大きく傾いた街灯。

テレビの映像で観るのとは違って、震災の被害の凄まじさを生々しく感じます。
展示スペースもあって、写真や模型、映像で神戸港を中心に被害の様子や復旧の過程などがわかるようになっています。

特に映像では、神戸港はもちろんなんですが、三宮の通り、倒壊する高速道路などの映像が流れ、はっとさせられました。
今、そこにあるのが当たり前のように感じている景色が、当たり前じゃない。

神戸はいろんな人達の力によって支えられ、復興を成し遂げてきました。
それは本当にすばらしい事です。
でも、精神面はどうなんだろう。
以前、震災にあった人達のメンタル面を支えているお医者さん達のドキュメントを観ました。
私は、もう建物も、道路も、いろんな面でもう復興している、なんて思い込んでいましたが、建物や道路を直すだけが復興ではないんですね。
まだまだ心に負った傷を癒せない状態の人がたくさんいらっしゃいます。
忘れたい、忘れよう、と思っても、そう簡単に忘れられる体験ではないでしょう。
ずっと心に持ちつづけたまま生活する毎日。
辛いですね。大変ですね。
言葉にするのは簡単です。
でも、震災を実際にその場で体験していない私はその辛さを少しもわかっていない。
わかりたいと思っても、とてもわかるものじゃない。
じゃあ一体、どうすればいいんだろう。

震災を実際に神戸で体験しているSug@r6のベースボーカルHEROさんが作詞された「LOVE&PEACE」という曲の一部を紹介させてください。

 この世界に生かされた 限り在る命を
 思いきり生き抜いてゆこう 倖せになるために

 この世界に生かされた 限り在る命を
 あなたはあなたのままでいいから 生き抜いてゆこう

http://nest-acappella.com/sug@r6/songs/LOVE&PEACE.html
↑携帯の方はごめんなさい。
 PCの方、1行全部コピーして下さい。

(この曲は『ゆうへ』〜生きていてくれて、ありがとう〜という本を読んで作られた曲です。)
http://www.ne.jp/asahi/sho/yu/top/

この曲を聴いて、少し光が見えた気がします。

先日、震災復興への応援の気持ちが込められたコンサートに行ってきました。
帰り道、電車の窓から見る神戸の夜景は、なんとも言えない輝きでした。

どうか、震災で辛い体験をされた方達が、
昨日よりも今日、今日よりも明日。

温かい気持ちで過ごせますように。
たくさん微笑む事が出来ますように。

祈りを込めて。
(2006年1月17日 AM2:05)


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