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2008/10/20(月)
石山詣
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今日は岡崎のケーブルテレビの仕事で岡崎市美術博物館で開催中の企画展 『石山寺の美〜観音・紫式部・源氏物語〜』を取材してきました。
二部構成になっていて、一部は石山寺の歴史を紹介。
華やかな色彩の縁起絵巻や、貴重な観音像、大日如来座像などを間近で観る事が出来ます。
特に石山寺の本尊のが納められた厨子の前に安置されている如意輪観音座像は、あの淀君が寄進したものといわれていて、この観音像が石山寺を出るのはこの展覧会が初めての事。 石山寺でも遠くからしか拝む事が出来ないのですが、この展覧会では手を伸ばせば触れられる距離で観る事が出来ます。 しかも、お願い事を叶えてくれるという大変ご利益のある観音さま。 目の前でしっかり拝んできましたよ☆
第二部は紫式部や源氏物語にまつわる品々を紹介しています。 なぜ石山寺と源氏物語?と思われるかもしれません。 実は紫式部が石山寺に参籠した時、八月十五夜の湖上に映る月を眺めていて源氏物語の構想を得たという伝承があるんです。 (ちなみにこの湖は琵琶湖なんですよ)
今年は源氏物語が世に誕生してちょうど千年目という記念の年にあたるんです。 私も源氏物語記念切手を買ったりしてるんですが、先日は25絃箏プレーヤーの中井智弥さんのオリジナル曲『葵上』を聴いたばかり。 ここ数日、源氏物語に触れる機会が多かったので急に本が読みたくなり、私の本棚から取り出したのは瀬戸内寂聴さんの『わたしの源氏物語』。 これを読み終わったら田辺聖子さんの本を読みたいと思います。
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