私事の毎日をボチボチ、マイペースで綴って行きます。
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2007/03/01(木) 世の中、信じられない
 今、盛んにテレビ番組のヤラセが問題になっています。私は「さもあらん。」と別に驚きもしない。それは、こんな経験があったからです。

 浅草の松竹演芸場で芝居をやっていた頃(三十数年前)、話題になっていた『ヒモの生活』についての特集がテレビのワイドショーでありました。

本物の『ヒモの人』と、その人に貢いでいる『トルコ嬢』と『小料理屋の女将』の三人が生出演する予定でしたが、土壇場で「出演したくない!」と言い出したらしいのです。

テレビのワイドショーの制作会社から突然、劇団に出演依頼があり、ちょっと男前の先輩が『ヒモ』になり、女子大生の『ひろ子』さんが『トルコ嬢』、座長の奥さんが『小料理屋の女将』という役で急きょ生出演する事になりました。

テレビの中の三人は、声を変え、すりガラス越しで手首だけが映っていました。『トルコ嬢』役の『ひろ子』さんは、足を組んでタバコをプカプカ吹かしながらのトークで本物っぽい雰囲気を出していました。

『小料理屋の女将』役の座長の奥さんは着物姿で、『ヒモ』役の先輩もいい味を出しており、口からデマカセを言っているのに、疑う人もなく、それを聞いた『評論家』と称する先生達が、もっともらしいコメントをしているので、二十歳の『じろりん』は驚きとともに今まで信じていた物が一気に崩れ去り、何もかもが信じられなくなるような、カルチャーショックをうけました。

後で聞いたのですが、三人の局入りの時間はずらしてあり、控え室も別々でスタジオに入る時のエレベーターでも顔を合せないようにと、厳重そのものだったそうです。

『ヒモ』役の先輩が、その日キャバレーの呼び込みのアルバイトに行くと、ホステスさんから「あら!あんた『ヒモ』やっているの?」と、言われたそうだ。
いくら、ガラス越しで声を変えていても、知っている人が見ると手首だけでもバレてしまうという事です。

『みのもんた』が、番組内で人生相談をしている『思いっきり生電話』は、その家族を知る人にとっては、おそらく、どこの家族か分ってしまうのでは・・と思うのですが・・・これもヤラセかな?(その時から『じろりん』は疑い深い人になってしまいました。)

皆さんは、どう思いますか?
 


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