私事の毎日をボチボチ、マイペースで綴って行きます。
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2007/06/03(日) なんで 『仮面ライダー』 が・・
  『シェークスピア』の戯曲(芝居)『マクベス』を、ロックオペラでやるという企画があり、オーディションを受け見事に合格した。

 最初の顔合わせの時、「やたら,きれいな人がいるなあ」と思っていたら、女優の『鳥居恵子』さんだった。彼女は、ヒロインの『マクベス夫人』の配役になり、私は『殺し屋C』という配役になった。

 舞台は生のロックバンドが入り、なかなか迫力ある舞台になった。十日間の舞台が終わり、他の人より早く打ち上げパーティーの料理屋へと向かった。すると、先客の男性がもう 座っておられ、我々を待っていた。いきなり親しげに私に話し掛けてきた。

  「いやあー良かったよ。また、今度一緒に舞台やりましょう・・。」と、見ると『藤岡弘』さんだった。何で『元・仮面ライダー』がここにいるのか分からず、戸惑ってしまった。

  今さら (その当時、少し落ち目の) 『元・仮面ライダー』と一緒に舞台をやる気にもなれず、それっきりとなってしまった。後で聞くと当時、『藤岡弘』さんは『鳥居恵子』さんと付き合っておられ、その後結婚されたそうです。

  今、改めて当時のパンフレットを見ると、問い合わせ先が『藤岡企画』となっており、どうも この舞台のオーナーだったようである。
 
 あれから二十数年が経ち、今、存在感のある個性俳優になっておられるのを見ると「たいした人だったのだなぁ」と思わざるを得ません。「一期一会」 という言葉やまた、「袖振り合うのも他生の縁」 という 諺があるように、「人と人との出会いというものを、もっと大切にすべきだったなぁ」と今つくづく痛感しております。

 ちなみに、この舞台でスタッフとしてお手伝いして下さっていたS・Tさんという方は、プロレスの初代タイガーマスクの奥さんになっておられます。そう言えばどういう 関係か知りませんが、プロレスの『猪木道場』を『マクベス』の稽古場として何度か使用させていただきました。

2007/06/01(金) いきなり『とんねるず』
 私が赤坂のクラブ 『ヴァレンチノ』で弾き語りの (と言っても『じろりん』はコンガを叩いていました) アルバイトをしていた時、店の女の子が閉店後、「おもしろい店があるから・・」と言って新宿のとある店へ連れて行ってくれました。

 殺風景な店で、もう 閉店しているのか、店の人と常連客が数人、一つのテーブルで飲んでいました。

 しばらく一緒に飲んでいると、突然ドアが開いて、二人の男が乱入してきました。

 マフラー代わりの手ぬぐいを首から下げて、いきなり『横浜銀蝿』のモノマネで一曲歌いました。大した芸ではなかったが、店の中はヤンヤ、ヤンヤの大うけでありました。

 それは、デビューしたての『とんねるず』の二人だったのです。彼らの芸は学園祭の延長のようなノリではありましたが、若い人たちには大いにうけていました。

 『じろりん』は「負けてはならじ」と、店のギターを借りて『河内のオッサンの唄』を歌いました。歌い終わると二人は、「久し ぶ り に 力(リキ)が湧いてきたぜ!」と言ってくれました。

 たちまち、意気投合し、同じテーブルに全員集めて、大ゲーム大会が始まりました。とにかく、『とんねるず』の二人は、その場を盛り上げること、盛り上げること。

 私も久しぶりに楽しい ひととき を過ごしました。その後、破竹の勢いで売れていった彼らには、「下積みとか苦労というものはあったのか・・・?」 と思うが、二人のコンビネーションとそれぞれの個性が、下積みとか苦労という重々しい言葉をハネ飛ばして、のし上がっていったのではないだろうか。

 コンビというのは、夫婦みたいなものとよく言われるが、二人には、『いざなぎのみこと』と『いざなみのみこと』のような絶妙なコンビネーションと相反する個性が自然に備わっていたのかも知れません。


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