私事の毎日をボチボチ、マイペースで綴って行きます。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2008年1月
前の月 次の月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新の絵日記ダイジェスト
2012/07/07 人権講座ライブ
2012/06/03 三左衛門堀・川まつり
2012/05/10 ラジオ関西「お元気ですか春名祐富子です」
2012/04/20 人生最後の日に!
2012/04/09 ホタテのロックンロール

直接移動: 20127 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 1 月  200612 11 10 9 8 7 月 

2008/01/09(水) 『千昌夫さん』そのメガネは・・・
 昭和五十一年の天理教教祖九十年祭期間中は、東京から一時帰って来て、炊事本部の配食係ひのきしんをさせて頂きました。年祭が終わって東京へ戻る時、何故か『小林アトム君』が無謀にも私を頼って、上京してしまいました。

 何の当ても無かったのですが、以前お世話になった日本テレビのディレクター『加藤光夫』さん(現・中京テレビ福社長)に挨拶に行くと、ラッキーにもちょうど辞めるアシスタントが二人いるので、その後釜でやってくれということになりました。それが『シャープ・スターアクション』という番組でした。そして、そのレギュラーが『千昌夫』さんだったのです。

 私と『小林アトム君』は漫才コンビを組んでいましたが、二人とも眼鏡をかけていましたので、特徴を出すために知り合いの眼鏡屋さんと相談して、当時では珍しい『丸い眼鏡』をアトム君は掛けることにしました。番組では千さんと打ち合わせする機会も多くなりましたが、アクションの稽古はそっちのけで、千さんはアトム君の『丸い眼鏡』が気になるのか、眼鏡の話ばかりしていました。

 その頃の千さんはバラエティ番組では三枚目でしたが、歌手としては二枚目で売っておられ『夕焼け雲』という歌を渋く歌っておられました。

それから、暫らくして新曲の『北国の春』がリリースされ、歌謡ショーで舞台に現われた千さんを見て驚きました。                

コートを着て、手にはトランクを持ち、な、なんと・・・目には『丸い眼鏡』を掛けて歌っておられるではありませんか・・・「あっ、パクられた!」と思いましたが後の祭り、でもちょっと嬉しい気分にもなりました。それから、数年かけて『北国の春』はレコード売上げ三百万枚の大ヒット曲となるのです。

 一時は『歌う不動産王』とも呼ばれましたが、バブルが弾けた現在一千億円とも言われる借金があるそうです。しかし自己破産はせず地方の公民館や小学校と、どんな所でも仕事を選ばず巡業され、借金をコツコツと返されていると聞いています。

2008/01/03(木) 作家『末永直海』さんからのメール
 一昨年、東京のネットテレビに出演した時お世話になった『作家・末永直海』さんから、昨年の暮れ突然メールが届きました。

 『末永直海』さんは処女作『薔薇の鬼ごっこ』が『第三回蓮如賞優秀賞』を受賞され、『百円シンガー極楽天使』という作品は、『芥川龍之介』や『与謝野晶子』『井上ひさし』さん等と共に文化庁選出の海外輸出小説に選出され、数カ国語に翻訳されている大した作家である。

 メールの内容は、「大変ご無沙汰しています。末永です。長いですが、どうか最後まで読んでください。このたび6年ぶりに新作を刊行していただけることになりました。世界文化社『デパ地下★ガール』1,365円です。明日、発売されます。おそらく私にとってこの本が、今後作家を続けてゆけるかどうかの最後のチャンスになります。この本を是非買ってください。よろしくお願いします。」

 今まで自分に関わった人、一人ひとりにメールをされたそうで、早速、書店で購入しました。発売一週間足らずで6.000部売れたそうで、大したものである。

 東京のネットテレビ出演の際、食事をご馳走になりましたが、その時、『末永直海』さんはこんな事を言っておられました。「作家はペン一本で仕事をしているから、元手がいらないと、よく言われるのですが、いくら書いてもお金になるのは先のことで、今日の生活は原稿料の前借りしかないのです。」と・・

 そういえば、ちょっと前までテレフォンオペレータや建築現場でのアルバイトをされていたようである。

 『明石家さんま』さんの『踊る!さんま御殿!!』が始まる時にレギュラー出演の話があったそうでしたが、断ったそうです。理由を聞くと、「どんな番組かよく分からなかった事と、私はタレントではなく作家だから。」と、私は彼女に言いました。「それは勿体ない事をしたね。いくら好い作品を書いてもメディアに露出しないとベストセラーにはならないと思うよ!」と・・

 でも、自分らしく生きる事にこだわり続け、小説の主人公のような生き様をしている、魅力一杯の女性でありました。

http://www.703st.com/


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.