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2008/12/01(月) 泰葉が壊れた?

 『泰葉』は故・『林家三平』師匠の娘である。『春風亭小朝』さんと離婚してからの言動が注目されているが、『泰葉』が壊れた?のではないのかと心配している。

 『泰葉』は、『じろりん』がレッスンしていた『名倉ジャズダンス・スタジオ』の後輩で、まだデビュー前の初々しい女の子でした。地方から出て来ている『じろりん』には、バイタリティ、バリバリの匂いがしていたのか、東京育ちの『泰葉』に興味を持たれていたように思いました。

 帰り道が一緒だったので、大分年下の『泰葉』にラーメンをおごってもらったりしたこともあります。デビューが決まったので初ライブに来てくれと頼まれ、新宿のライブハウスへ行ったら、いきなり一流のバックミュージシャンを従えてのライブで『じろりん』とは別世界の人だと思い知らされました。

 暫く芸能界で活躍されていましたが、『春風亭小朝』さんと結婚されてからは、第一線から身を引き、落語家の妻として甲斐甲斐しく生活されており、テレビやメディアで見ることも無くなりました。只、結婚の記者会見で「落語家の妻ですから、夫の浮気は覚悟しています。」と浮気公認というような発言が、気になっていました。

 それから二十数年後、数組の芸能人夫婦が内助の功を競う、というようなテレビ番組に夫婦で出演され、その内助の功ぶりが審査員に大いに評価され、最優秀賞を獲得していました。本当に二十数年間、模範的な落語家の妻だったのだと思います。

 この番組で久々にテレビのスポットライトを浴びて、長年眠っていたタレント魂(芸人魂?)のスイッチがONになってしまったのか、その後すぐ金屏風の前での離婚会見となってしまいました。そして後日、その最優秀賞を獲得したテレビ番組に再び出演し、申し訳なさそうに頭を掻きながら、番組で貰ったトロフィーを返していました。

 『泰葉』は決して、したたかな計算でやっているのではない。只一人の人間として、悔いのない生き方をすると、決めただけじゃないだろうかと思う。

 生きたまま、生まれ変わるのは難しい事です。今有るものを一度壊さないと、建て替えが出来ないように、今の『泰葉』の苦しみは、自分自身を壊している最中なのかもしれません。

 ワイドショーで、憎まれっ子が悪態をついて、言いたい放題言っているような『泰葉』の姿に、女性コメンテイターが「これだけ言いたい放題言えるのは、ある意味羨ましいですよね。」と言ったコメントが何故か印象に残った。


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