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2008/02/03(日)
『三匹の侍』に斬られたぞ!の巻
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昭和48年、初舞台の新宿コマ劇場『美空ひばり公演』に続いて、同じコマ劇場で『清川虹子、由利徹、芦屋雁之助、小雁、奈美悦子、沢竜二・・』等が出演されている喜劇に出演させて頂いた。
その舞台に、『長門勇』さんも出演されていました。今回は立ち回りの絡みもあり、殺陣師の『菊地竜志』先生の見事な殺陣が振り付けられました。
殺陣の原則は、舞台では身体には当たらないように刀で絡み、踊りのカウントのように、番号で覚えていくのです。
ところが、『長門さん』は『三匹の侍』という時代劇映画の方でしたので、身体に直接、刀を当てられるクセがあるのです。
剣友会の先輩から、「以前、長門さんと絡んで、ろっ骨を折った人がいる。」と聞いていましので、みんな刀が当たる個所に雑誌や新聞誌を入れて防護していました。
そして、何時ものように完璧に防護して、長門さんに向かっていったら、刀がちょっとずれて直接、身体に当たってしまいました。
竹刀といえど、その痛かったこと、息が止まりそうで言葉になりませんでした。
よく楽屋の風呂場で『長門さん』のお付きの人と一緒になりましたが、この一つの舞台だけでも、かなり多くの人達が関わり、又、多くの人達が俳優や役者を目指しておられました。
その中で、一枚看板になれるひとは、「ひとにぎり」、いや「一つまみ」の人だけなのです。そう考えると、『じろりん』の前途も、かなり多難だなぁ、と思わざるを得ませんでした。
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