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2008/04/01(火)
スタジオで『桂おかる』がライオンに噛まれた!
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むかし、NETテレビ(現・テレビ朝日)で、『いたずらカメラだ!大成功』という番組があった。
構成作家の『緑川崇久』さんから頼まれ、ヤラセでだまされることとなった。私の設定は歌手の『西崎みどりさん』の学生ファンで、会いたくて上京したが、賭場に迷い込んでスッカラカンにされる、という筋書きだった。
ヤラセというのは、要するにウソである。本当にウソをつくのはイヤな思い出が残るものです。
この番組の司会をされていたのが『桂三枝さん』でした。ロケ収録も終わりスタジオでの本番リハーサルで『桂三枝』さんと初めて会った時、気軽に声を掛けて下さいました。
三 枝 「君は学生かい?」 じろりん 「ハイ!」 三 枝 「学年は?」 じろりん 「三回生です。」 三 枝 「ははん!関西やね、甲南か?関学か?」 じろりん 「イヤ、あの、色いろありまして・・(しどろもどろ)」 三 枝 「なんやそれは・・・」 と言って、会話が途切れてしまいました。
多分、三枝さんは「これはヤラセだな」と気がついたのでしょう。本当に人を騙す番組は、よくないと、つくづく思いました。『新婚さん!いらっしゃい』で、三枝さんの顔を見るたび、この場景を思い出します。
今でも、よく似た番組がありますが、暖かい気持ちにさせてくれる『ドッキリ』はいいですが、只、笑いをとるだけの『ドッキリ』は、止めてもらいたいですね。
そういえば、この番組で『桂おかる』という芸人が、騙されてライオンの檻の中に入れられて、噛まれるという事故が、たまたまスタジオ見学をしていた私の目の前であったことも忘れられない一コマです。
どうか皆さん、人を騙すことなく、また自分を騙すことなく生きて行きたいものですね、これは『じろりん』の願いであり、反省でもあります。
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