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2009/09/01(火)
『山城新伍』さんが亡くなられました。
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先日、往年の大スター『山城新伍』さんが亡くなられました。
当時、四谷三丁目の『ジル』というパブで『小林アトム』君とコンビで弾き語りをしていたのですが、銀座の『ユートピア』というクラブに引き抜かれて歌っていた時期がありました(昭和55年頃)。
そこのお客さんで、『山城新伍』さんが所属する、『沢井プロダクション』の社長『沢井唯一』氏がおられました。『沢井プロダクション』は他に、『地井 武男』さんや『長谷直美』さん、後に『藤谷美和子』さん達も所属していました。
その事務所で『じろりん』を売り出そうという企画が持ち上がり、事務所に出入りするようになりました。「今日は、『山城新伍』さんを紹介するのでテレビ朝日に来て欲しい。」と言われ会いに行きました。丁度その頃『山城』さんは、テレビの超売れっ子で、その日も24時間密着取材のクルーに追いかけられておられ、挨拶をするタイミングもありませんでしたが、ふと『じろりん』を確認すると黙ってジロッと睨まれました。生意気だったその頃の『じろりん』は、挨拶もせずに帰りました。
『じろりん』担当予定のマネージャーが「これからは、事務所の言う通りに行動をして欲しい。右を向けと言えば、もう好いと言うまで右を向いていて欲しい。」と言われ、「これは大変だなぁ・・・」と思っていたら、ほどなく何の事件だったのか知らないのですが、そのマネージャーが逮捕されて、企画がたち切れになってしまいました。残念な思いもありましたが、これはこれで良かったと思い直しました。
一世を風靡した大スター『山城新伍』さんは、七十歳で出直されたのですが、 「四十・五十は鼻たれ小僧、六十・七十は花ならつぼみ、八十・九十働き盛り」という言葉があります。これからが働き盛りなのに・・と思うと残念です。
ちなみに、今『じろりん』は七十歳デビューを目指して頑張っております。
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