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2006/08/28(月)
圏外での携帯
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携帯電話、今では殆どの人が持ち殆どのエリアで電波が届く環境になっている。でも、携帯が利用できる環境が整備され利便性が向上したって田舎や建物の中・地下などでは圏外のエリアもまだまだある。 圏外のエリアに長時間いると、いつもより電池の消耗が早い気がするが?
電源をONにした場合、携帯はまず自分がどこのアンテナとやりとりをすればいいのかを探しにいく。ONにした場所に複数のアンテナがある場合は、その中から最も電波状態がよいのを選んでどのアンテナとやりとりするべきなのかを常に把握しておく。 一度わかれば、携帯はパートナーが見つかった事で安心し落ち着くのである。 しかし、場所が圏外だと携帯はやりとりするパートナーが見つからない事で焦る。圏外のエリアにいる限り携帯は自分の周辺にパートナーがいないかどうかを必死に探し回り、それを繰り返すために非常に体力を消耗する。 実は圏外にいる時の携帯は恋人探しで大忙しなのだ。必死になって探し回ってたら、ちょっと圏外にいただけですぐに電池がなくなってしまう。そんなんでは携帯も利用者もお互い困るので、「まあそんなに必死にならんでも…」という事で最近の携帯は少し賢い動きをするようになった。 それは、パートナーがいないとわかった時点で少し休憩をとる事にしたのだ。 再度探してもまだ見つからないとわかったら一回目より少し長めの休憩をとる。またまた探しても見つからなかったら二回目よりも長い休憩を、というように段階的に休憩する時間を多くとり体力をなるべく消費しないよう自制するようになったのである。携帯もいろいろな経験をして大人になっていったのだ。 長時間圏外って事も少なくなってるとは思うが、明らかに圏外にいるとわかっているのであれば携帯の電源を切って休ませてあげたほうが電池消耗が少なくて済む。ちょっとした節電の知恵として知っておくといいだろう。
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![](/user/kanetetsu1/img/2006_8/28.jpg) |
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