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2006/03/31(金)
セ・リーグ開幕
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監督の差が結果に出てしまったようですな。 ガチャピンと古田の差は先発投手の交代時期に凝縮されている。まず五回で井川の打席が回るがガチャピンの選択は続投。 井川の調子は一向に上がらない。でも、ガチャピンの選択は間違いとは言いきれない。一方の古田は六回、石川を交代。 その直後、試合の流れを決定づける4点目が入る。 やっと石川のシンカーを攻略し始めた矢先の継投で阪神は逆転の機を逸した。 継投で反撃の芽を摘む古田の采配は、まさにグランドレベルの采配。 今季は戦力の足し算引き算だけで勝負して勝てる年ではない。「妥当」な采配ではなく「正解」を導き出さなければ連覇はないと分かった試合だった。
ただ、今季に期待の持てる采配もあった。それは藤本、桧山の起用。ヤクルト先発は石川と分かっていながらの起用。昨年の藤本、桧山の不振は相手投手の左右による併用起用に他ならない。フルシーズン使い続ければ藤本は.280、桧山は.300は堅い。関本、浜中の不調、スペンサーの怪我など外的要素もあったがそれでも2人を起用した事は評価に値する。 「先入観は悪、固定観念は罪」である。
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![](/user/kanetetsu1/img/2006_3/31.jpg) |
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