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2006/08/06(日)
日本昔ばなしの定義
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むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。 …と、お決まりの台詞で始まる日本昔ばなし。 最近、再放送が開始されたので見る機会があった。 そして、ちょうど見た時にやっていたお話の一つが「豆つぶころころ」だ。 この話でもお約束通り、正直で働き者のお爺さんとお婆さんが住んでいる。 そして隣に住むのは、欲深い爺さんと婆さん。 あらすじを極端に解釈すると、良いお爺さんたちが良い行いによって得をする。それを見ていた隣の悪い爺さん達が真似をして同じ事をするが、欲張りすぎて罰があたる。だから、欲張りすぎちゃダメよ〜といった教訓的な話である。 こういった昔話は、他にもたくさんあった気がする。だいたい、良いお爺さんとお婆さんの近くに、悪い爺さんと婆さんが住んでいたような…。 あと、昔話といえば「むかしむかし」で始まるのが定番。しかし「むかし」「むか〜しむかし」「むか〜し」「とんとむかし」「ずっとむかし」「え〜、むかしむかしのそのむかし」など語り口に変化をつけているところがまたすごい。 ひょんなことから、数十年ぶりに「まんが日本昔ばなし」の再放送を見たけれど、大人になって改めて見ると実に新鮮!すっかり忘れていたり、全く知らなかった話もたくさんあったし、確かに語り継がれるだけはある…。
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![](/user/kanetetsu1/img/2006_8/6.jpg) |
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