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2009/06/30(火)
去勢・避妊について
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ゴールデンレトリバーの本によると、 「スタンダード オスの場合、陰睾丸=欠陥」 だそうです。 陰睾丸は遺伝が原因だからそういう子は繁殖に向かないのです。 言うまでもありませんね。 でもケアリイのパパ犬は陰睾丸ではありませんよ。 遠い親戚の叔父さんあたりにそういう方がいたんでしょうかね。
以前知り合いのドッグショーのハンドラーを長年やっておられる方から 「ケアリイちゃんみたいな子はショーに出すべきよ。 こんな毛並みの良い子、他にはいないもの。 でも去勢してる子は出せないのよね、もったいないわ。」 と言われたことがあります。 嬉しいです。 でも私はドッグショーに出すつもりは最初からなかったので 有り難い褒め言葉として受け取りました。
私がリイを去勢手術したことに対して後悔したのは昨日書いた 麻酔から覚めやらぬ状態で意識朦朧としていた姿を見た数時間のみです。 翌日からは普通にお散歩も出来たしご飯もたくさん食べました。 3ヶ月もしたら手術そのものを忘れてしまうほどになりました。 結論から言うとやって良かったと100%胸を張って言えます。
昔ドッグトレーナーさんのセミナーに出た時に面白いお話をされていました。 「人間のように自由に恋愛したり結婚したり出来ないこの子達にとって去勢・避妊は絶対に大事です。 お父様、お母様、想像してみてください。 大好きな人が隣にいてそれも両思いであと数ミリで手を繋げる状態なのに出来ない状態。 この状態が避妊・去勢をしていない子達の状態だと思ってください。 お父様、お母様 そんなストレスに耐えられますか?」 と。(笑) 笑っちゃいましたが、うーんなるほど面白い表現だと思いました。
でも結局避妊も去勢も飼い主さんが決めることだと思います。 するもしないも飼い主さん次第。 でもはっきりとした理由があってほしいですね。 なーんとなくしない、ではなく うちはこういう理由でしません、と胸を張って言える理由が。 体質的に手術の出来ない子もいますからね。
男の子の場合、オス同士のケンカをさせたくないから去勢します、っていう飼い主さんいますけど それはあまり関係ないかとリイが実証済みです。 仲良しのお友達の真男くんの方がよっぽど穏やかで、オカマのリイのがよっぽど危なっかしいです。 要は性格ってことですね。
去勢は男の子同士のケンカもしないし、ヒートの女の子のニオイで興奮もしないし・・ って言う子であれば無理にすることもないのかな、と思います。 (実際にそういう真男くんおります) では避妊は・・・? 産ませるつもりがないのなら私だったらさせます。 一瞬の間違いでかわいそうな子が出ないためにも・・・
リイは女の子のニオイに多少興味は示すけど、興奮してどうしようもないとか それが原因でご飯食べなくなったりはありません。 二箇所にメスを入れることになってしまった手術だったけど、 手術したことに後悔はまったくしていません。
去勢手術について書いてきたこの3日間、いきなりアクセス数が増えました。 皆さん長々と読んでくれてありがとうございました。 そのうちHPの中に【エッセイのページ】を作り残したいと思います。
写真 鎌倉の純白紫陽花
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