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2009/06/29(月)
去勢手術日
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リイの去勢手術をしてくれた先生は茅ヶ崎の某病院の女医さんでした。 その先生とは決断を下すまで、幾度も相談しました。 彼女は少しして出産を機に獣医を辞めてしまったのですが、残念でなりません。 どれだけ感謝したかしれません。
手術するにあたって一番辛かったのは前日からの断食でした。 人間の子供なら 「明日手術だから今日はご飯食べれないのよ、我慢してね」 って言えるけど、リイはまさか自分が手術するなんて夢にも思ってないでしょう。 どこも悪くない健康そのものの超食いしん坊のリイにご飯をあげずに 自分達だけ食べるわけには行かなかったので、お弁当を買って来て二階でコソコソ食べました。
決断をしたものの当日の朝病院に預けるその瞬間までずっと迷いはありました。 手術の予約を入れてるのに、最後の最後まで先生に 「本当にやったほうがいいですよね・・・」なんて聞いていたんですから。 その女医さん、まったく嫌な顔せずに私の心配を振り払ってくれました。
「もうこの時期まで降りて来ないのなら、きっと一生降りてこないと思います。 手術しないでそのままにしておいて腫瘍になったら、 もしそれが悪性のものだったら手術しなかったことを後悔することになりますよ。 だったら今若いうちに取ってしまった方が安心出来るでしょう。」
去勢手術ってリイみたいなケースでなければ本当に簡単らしいです。 時間も短いし傷口も小さい。 リイの場合は降りて来ている睾丸を取り、お腹の中の睾丸を探しながら取る・・・ちょっと特殊な手術になりました。 だけど若いので入院はなし、日帰り手術です。 病院に預けて手術はものの数時間、麻酔が切れる夕方に引き取りに行くという日程でした。
それがですね、私って何と薄情な親なんでしょう・・・ 家に帰って1日を悶々と過ごすことが出来ずに、温泉に行くことを企んでおりました。 向かった場所は湯河原、ゆとろ嵯峨沢の湯。 良〜い湯でした。(おいおい!) 温泉大好きです〜
温泉でリラックスしたおかげで不安な気持ちは軽減しました。 が、しかし・・・ リイを迎えに行った病院で一瞬にして現実に戻り、我に帰ることになります。 エリザベスカラーを付けて歩くのもやっとのフラフラのリイが出迎えてくれた時は涙が溢れました。 ごめんね、ごめんね、こんな思いさせちゃってごめんね・・・ 帰りの車の中ではリイに私が泣いているのを悟られないよう、上を向いて泣きました。
家に着いたリイは数時間前までの悪ガキはどこへやら・・・ まるで寝たきりの老犬になりました。 ぐったりして一切動かないのです。 だけど1回だけ”ワン!”と太〜い声で鳴きました。 普段滅多に鳴かないリイちゃん、あれは何を言いたかったのだろう・・・ mamaは今でもあの時のリイの気持ちを聞きたいです。
長くなりましたが次回は去勢手術の賛否両論、リイmama流に書いていきますね。
(写真 本日の夕飯なぁり♪) 暑くなってきたのでお魚&生野菜中心です。 まぐろ レタス (切り昆布 ひじき 大根)をフードプロセッサーにかけたもの
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