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2014/08/27(水)
TFノベライズ版。
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テラフォ、ノベライズ版が出るとは知っていたんですが、まさか10巻と一緒の日だと思わず、あわててあまzonのカートに突っ込んでました。一時売り切れで入荷待ちでしたが、無事届きました。
「TERRA FORMARS LOST MISSION T 月の記憶」 主人公がマルコスのパパさん。パパも蜘蛛のMOですか。 時は遡り、バグズ2号の頃。2600年6月。 人口増加により食料としての穀物確保を目的とした農地開拓が進んだ結果、温暖化の進行と、それに伴って二億を超える死者を出した伝染病が猛威を振るっていた。その対策として一定の区域を区切り、人を排除して緑を復興させるリカバリー・ゾーンを制定した。 しかしそこは元々は人々が住んでいた町であり農地であった。 政府の一方的なリカバリ・ゾーン対策に反対するゲリラ部隊に入ったルナ・ガルシアは、闇医者ロニー・ベルウッドによりMO手術を受け、ナゲナワグモの能力を得た。 手術から目覚めた日、茂みの中でモルフォ蝶の集まる川縁で水浴びをしているひとりの美しい女性と出会う…。
ゲリラと政府と先住民とバグズ計画、それに本誌で現在絶賛裏切り暗躍中の中国勢が見事に矛盾無く絡み合っていてよく構成されてるなーと。 小説というよりは映画の脚本読んでいるような感じで1時間かそこらで読み終わります。お手軽。その割にはなかなかみっちり内容が入ってて興味深い。 最後に安っぽいラブロマンスにならない所も個人的には余韻があって好感が持てます。
本誌でもちょこちょこ出てきて気になっていたドイツの女性研究者の名前もわかり、彼女がバグズ1号に乗っていた乗組員の一人の方の妻…ん?…つま??!彼女も人妻でしたか?!わーお。 あと、ヒロインと暮らしたら家のカーテンの色はどうしようとか浮かれてるルナさんの乙女っぷり…なんだよ!?、カーテンの色って!!。
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