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2022/03/31(木)
この世界の片隅
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日曜に久々にミニシアター系映画行ってまして。 渋谷は久々過ぎて道に迷った…。
「チェチェンへようこそ」 ロシアの片隅、チェチェンにおける性的マイノリティの人々への迫害。支援団体と、そのとりまく世界の過酷さ。 地獄を煮詰めたような映画でしたが、何が地獄ってこれが現実に起きてる事だって事だよなぁああ。 保護した少女が行方不明者にされ捜索届けを警察に出せば警察経由で保護団体に脅しが入り、インタビューに「この国(チェチェン)にはゲイなんていません。いたらカナダにでも送るから引き取って。何?そんな質問しにきたの?」と答える首長カディロフが恐いのなんのって…。画面でチラチラ見きれるプーチンの肖像画が更になぁああ。 いやまぁ宗教関係でマイノリティには厳しい国もあるので、こういうのはチェチェンに限ったことではないのだろうけど、こんなにタイムリーに恐い映画になるとはなぁ…。
このところの天然ガスを巡ってのあれこれを見てたら、そういやリゼロでドバイ(産油国)に核落としてたんで、あの世界エネルギー巡ってしっちゃかめっちゃか大混乱だったろうなぁとちょっと遠い目になりました。しかも核落としたの米国だし、関係してるギルモア財団はトルコという微妙な場所にあるし…ギルモア博士がユダヤ系ロシア人なんでネオナチの疑いはかからんだろうけど、博士は博士で元ブラックゴーストだしなぁああ…そりゃああの人達いろんな軍事関係から目をつけられるわなぁ…。原作が冷戦時代に描かれたからとはいえ、こんな形で009への解像度が上がるとは思わなかったなぁ…。
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