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2005/10/12(水)
天敵
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小学校三年生の時の担任は、Nという先生だった。
略してNT(ニュータイプ)←意味はない
奴には得意技というものが存在し、何か悪さをするとどこからともなく現れ、天罰を下して去っていった。
二つあるのだが、一つは腹カブリと呼ばれる親指と人差し指で腹をつねるという技。
もう一つがもみじ饅頭と呼ばれ、背中をおもいっきり叩き、手形を残すという原始的だが恐ろしい技。
必ず実行中奴は半笑いであり、どこか不気味な雰囲気を醸し出してる根が極悪な先生だった。
打倒NTを掲げ、何度奴の牙城を崩そうと思った事か。
しかし小三の子供には無理な話であり、結局無抵抗なまま奴とはおさらば。
今でも悔しさが込み上げてくる。
一つ忘れられない事があるんだが、それは転校生S君が来てしばらくたった頃。
よく遊んでた奴の近くに住んでいたので、たまに遊びには行ってた。
S君はちょびっと、のび太的でおとなしい感じだったが、いい奴だった。
仲は良かったと思う。
話は飛ぶが、ある日授業中にNTがS君を壇上に上げ、話始めた。
「S君をいぢめた奴手を挙げろ!」
はぁ?何だ、何だ?
当然挙げる奴はいなく、皆不思議顔。
「じゃあ誰にいぢめられたか名前言ってみ?」
「T君・・K君・・Y君・・Iさん・・・・サッフォー君・・」
ん?・・・ん?
んあぁぁぁぁぁぁ!!
次の瞬間、NT渾身のスーパーもみじ饅頭が顔面にかいしんの一撃!
ええ、空高くセルゲイ・ブブカですよ。
訳分からず廊下に立たされましたよ。
その時の様子が下の画像です。
それ以来もみじ饅頭食えなくなった(ウソ)反面、人は理不尽な裏切りをするんだなと学んだ。
S君。どこかで会ったら飲みに行こうね?
地獄を見せてあげるよ(半笑い)
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