関西大学 体育会陸上競技部 部員日記
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2013/11/12(火) 全員駅伝
こんばんわ^ ^りほありがとう〜!(*^^*)
りほも今週末の日体大記録会でベスト更新期待してるよー!(^○^)
さてさて、みんな書いていますが、これが最後の部員日記更新かと思うと本当に4年間あっと言う間だったなぁ、と思います。
あと約1ヶ月で陸上がない生活が始まるかと思うとなんだか不思議な気分です。
昨日、内定式に行ってきました。
担当の方とたくさんお話をさせて頂いたのですが、
「小山さん、やっぱり10年間もやってるってことは走るの好きなんだね〜!」と言われて
私は固まってしまいました。担当の方もびっくりしていて改めて気づいたのですが、私は走ることはあんまり好きではありません。
メンタルトレーニングでやった心理テスト的なものでも「練習嫌いの試合好き」なんていう結果が出たこともあります。
走りたい!という衝動に駆られることもほとんどありませんし、
練習もどちらかというと嫌いです。
でも、なんでここまで続けられたのだろうと帰りの新幹線で考えていたのですが、やっぱり駅伝の存在が大きいです。
トラック競技なしで、1年中駅伝ばっかりだったらいいのに…と中学生の時から何度も思っていたくらい、駅伝が大好きです。
駅伝が好きな理由が今まではハッキリ言葉には出来なかったのですが、今回の全日本女子駅伝で少し明確になったことがあるのでそれを今日は皆さんに聞いて頂きたいです。
全日本女子駅伝で、私は全然活躍出来ませんでした。
何のドラマもない、つまりテレビにも映らず、(と言われてしまって図星で悔しかったです。笑)タイムも順位も去年の方が上でした。
じゅんちゃんがゴールした瞬間、そんな自分の走りへの嫌悪感が一気にぶっ飛んで本当に本当に嬉しくて、飛び跳ねて喜びました。
今までの私は、この、最終結果が良ければ自分のダメだった走りがなかったかのように、オールオッケーの形になることが駅伝の良さだとなんとなく考えていました。今、文字にするだけでも恥ずかしいくらい、逃げた考え方ですよね。あー、だから私は結果がすべて自分に乗っかってくるトラックレースが嫌いなのか。と、すべてが繋がって、実は駅伝の後激しい自己嫌悪に陥ってなかなか気持ちが晴れませんでした。
10年間、厳しい練習をして頑張ってきた大好きな駅伝の好きな理由がこれだったのか、自分のマイナスな結果を忘れることが出来るからだったのかと思うと、今まで関わって下さったすべての方に申し訳ない気持ちでいっぱいになりましたし、自分自身のことを元々好きとは到底思えないタイプなのですが、この時ばかりは人生最大に自分のことが嫌いになりました。
どんどん考え方はマイナス思考になって、私が走った意味はあったのかな、貢献出来ていたのかな、と、終わったことなのにくよくよ考えてしまいました。
そんな時、高校時代の恩師の大橋先生から電話がかかってきました。
大橋先生はとてもクールで照れ屋な方で喜んでいても大声をあげて喜んだりするタイプではないのですが、その時はいつもよりワントーン高い声ですごくニコニコした声で電話を下さいました。
「よかったなー!よー頑張ったなー!」と言われて本当に泣きそうになりました。逆にいつもよりワントーン以上暗かったであろう私の声を聞いて何かを感じて下さったのか、こんな言葉を下さいました。
「田邊は直属のお前が次にいるから、頑張れたやろし、安心していい走りが出来た。お前も、同期で寮生活まで一緒にやってきた池田がおるから頑張れたやろ?お前は詰められたかもしらんけど、でも、抜かれはしてない。立派やった。池田も、きっとお前が詰められたのを自分が絶対に離す!小山が持ってきた襷を絶対後ろにせん!って気持ちもあったから、あんなすごい走りが出来たんとちゃうか?」
長い言葉ですが、嬉しすぎて、今まで囚われていた考え方から解き放たれた瞬間だったのでよく覚えています。
マイナスな走りをしてしまった、としか考えられていなかったのですが、
あー、力走してくれた2人の力に少しでもなれていたんだなぁ、と思うと本当に嬉しかったです。
しかも、マイナスだった私の詰められた走りが区間4位の池田の力走のほんの少しでもいいから力になれていたと考えるだけですごく救われました。
全員駅伝、て意味がやっと10年目で分かりました。
駅伝は、自分のマイナスが単純に消えるのではなくて自分のマイナスがどこかで誰かのプラス要素になって、自分のマイナスだと思っていた走りに少しでも意味が感じられることが素敵で、特別な競技なんだなぁ、と思いました。
逆にひとりで走るトラックレースでは自分の反省点がよくよく見えるので、やっぱり駅伝でいい走りをするにはなくてはならない大事なものなんだとも思い直せました。
遅いですよね。(笑)これにもっと早く気づいていたら今年の春からのトラックシーズンもっと頑張れていたのかな、と少し後悔しています。
なので、残り少ないトラックレースだけでもこんな考え方をして頑張って走っていきたいと思います。
とりあえず、今は卒業するために目の前の卒論を頑張ります。泣
そして、引退レースになる12月23日の選抜駅伝ではしっかりメンバーに入って大好きな駅伝の良さを噛み締めながら大好きな仲間と走れたら最高です。もちろん、結果も出します。
そして、駅伝っていいね、って少しでも周りの人に思って頂けたら幸いです。あと少し、頑張ります!
それでは、ラストイヤーにベスト出しまくり且つ、本日体調不良だった私に(頑張るとか言っときながらすいません…)プリンのお見舞いを持ってきてくれた、名前の通り優しい子に育った池田さん家の優子ちゃんです!(笑)よろしくね(*^^*)そしてありがとう!


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