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2014/02/07(金)
2014/2/7
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紹介頂きました。ロングパート2回生の岡田です。 今回は、経済学部生として経済学部っぽいことを書きたいと思います。
経済学の基本的な考え方のひとつに「トレードオフ」というものがあります。一言で説明すると、一方を取るにはもう片方を諦めなければならないということです。政府、企業、家計などあらゆる経済主体において利用できる資源(物、お金、時間、労働力など)には限りがあり、買いたいものを全て買うことはできませんし、やりたいことを全て実行することはできません。何かを得るには何かを捨てなければならないという条件のもとで、どのように限りある資源を活用すれば、より利益がだせるか、より幸福になれるか、目標を達成できるか、といった問題を研究するのが経済学です。
さて、一人の大学生を経済主体としてみるとどうなるかというと、まず、「時間」について、留年や休学等がなければみんな24時間の4年間で一定です。 「労働力」についても労働者を雇える学生はほとんどいませんから自分一人分の労働力しか持てないと考えていいでしょう。 物やお金については裕福な家庭とそうでないので多少差がつくかもしれませんが、それでも大学生の自由にできるお金はたかがしれています。大きな差は出ないでしょう。バイトの程度で変わることもありますが、バイトは自分の時間と労力を犠牲にして得ているので資源の総量は変わりません。(例えばビルゲイツなら他を圧倒する賃金を得ますが、学生の時給なんて数十円の差しかありません。)
何が言いたいかというと、大学生それぞれが利用できる資源の量に大きな差はないということです。4年間で得る実績や経験に大きな差を出すには、限られた資源を有効に賢く利用することが必要です。何をするにもお金、時間、労力が必要ですから、一つ一つの行動に対して、本当に必要なことか、それは最善な方法かといったことを自問自答していく必要があります。
今までの私の学生生活は有効に活用できたとはいえません。残り2年間は悔いのないよう賢くいきたいと思います。
長文失礼しました。 次は、オリンピックで寝れない夜の続く西尾くんです。
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